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煌彩  作者: ヒラ
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10話

東京に戻ってきてから僕達はコンビニへ写真を現像しに行き、僕の家と菜摘の家にお互い気に入ってる写真を二枚ずつ飾った。部屋の模様替えなんてしていないのに、写真を貼り付けた壁はなんだか輝いて見えた。僕の部屋はそれをかき消すくらい他が散らかっていたから年末が近いと言うことで二人で大掃除大会を急遽開催して、三十日には見違えるほど部屋が綺麗になっていた。年末年始僕達は一緒に初詣に行きたかったが、菜摘は帰省するようだったので今年も初詣は友達と行くことになった。

 

 正月から二日経ち菜摘も帰ってきて、少し遅れて僕達は二度目の初詣を済ませた。その後はお互いの家へ行き来し気づくと冬休みも終わりを迎えた。

 学校が再開し、また、学校、バイト、家の往復生活に戻る。二週間前の旅行が懐かしく感じるのは新年を迎えたからなのか初詣を菜摘とではなく友達と言ったからなのかは分からなかったがとりあえず深く考えないことにした。

 冬休みの名残も早々に試験の時期がやってきた。お互い大学内でのコミュニティもしっかりあったため過去問をもらい単位は僕も菜摘も問題なく取得できた。

 試験も終わりダラダラと学校生活を送り、バイトで菜摘と会い休みが被ればどこかへ出かける。そんな当たり前のような生活が続き一ヶ月、二ヶ月と日は過ぎていき春休みに突入した。学校が春休みに突入しただけで、バイトに行き菜摘と遊び、たまに友達とも会って遊ぶ。何気ないそこにあって当たり前のような日々がこの時はずっと続くと思っていた。

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