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第四章 魂は情報なのか

しばらくして、男は昔から考えていた疑問を口にした。

「じゃあ魂って何だ?」

AIはすぐには答えなかった。

魂が本当に存在するかどうか。

それを科学的に確認する方法はない。

それでも「魂」という言葉を、人間を構成する情報の連続性として捉え直すことはできる。

肉体が変わっても。

記憶が失われても。

別の身体になったとしても。

何らかの情報が連続しているなら、そこに「自分」を見出すことはできる。

男は呟いた。

「輪廻転生って、魂がそのまま飛んでいくんじゃなくて……」

「情報が再構成される、と考えることもできます」

男は少しだけ笑った。

「……なんか急にSFになったな」

AIは答えなかった。

だが男の頭の中では、すでに次の疑問が生まれていた。

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