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96.姿見の私

ふと目についた

玄関に備え付けられている姿見

そこに映る私の姿の

なんと肉肉しいことか


自宅の姿見では

あまり気にならなかった

こんなもんだろうと

でている腹の肉を摘んだりもしていた


だが

なぜか姉宅の姿見で見た私は

なんともなんとも肉肉しい


体重は間違いなく増えている

顔まわりにはあまり肉はつかず

全身に肉がついたようで

むっちりとした体に年齢を感じる


今まで見て見ぬフリをしていただけなのかもしれない

太った事実を数字のみ受け入れて

外見はさほど変わりないと現実逃避をしていたようだ


出っ張った下っ腹

たぷんたぷんの二の腕

ゴム紐しか受け付けない腰回り

超お買い得な太い大根足


ああ

どうやって痩せたらいいだろう


そんなものは簡単なのだ

食べなければいいだけ

人並みに食べている食事を

人以上に食べている間食を

「普通」レベルに落とせばいいのだ

そして適度な運動

痩せるべき道標は分かっている


分かっているのだけど…


人生はさほど甘くないようで

今日も今日とて

体重は増減を繰り返していた

鏡をぶん殴りたくなるぐらい、おばさん体型になってて、悲しくなりました。

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