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この露が落ちる時まで  作者: Mt.danple
7/11

遊びに行こうよ 後編

 橋田みたいな寡黙長身がっしりな男子は、絶対いざ友達になると性格イケメンだと思うの。

 萩野さんがスマッシュを仕掛けるが、橋田くんが人間離れした反射神経でネット際に落とす。それを萩野さんはギリギリで拾いあげた!しかし橋田くんは、それで浮いた球にここぞとばかりにスマッシュを打ち込む。それを萩野さんは同じく人間離れした反射神経で,,,あ、だめだ。もう見えない。

 「すごーい。全然見えないねー。」

 「あ、咲ちゃんもそう思う?私もー。」

 二人とも語彙力が消滅してる。まあ、そうなるねー。

 何も見えないまま、しかし試合はどうやら進んだらしく、激しい激戦の末に,,,橋田くんが勝った!

 「く,,,そ,,,なんで,,,負けたんや,,,」

 「おととい来やがれ。」

 橋田くんがぼそっと言い放つ。

 「ひなりちゃん!どんまい!見えなかったけどナイスゲームだった?」

 「ひなりちゃん!ヤムチャしやがって,,,見えなかったけどお疲れ様?」

 「なんで二人とも疑問形やねん,,,咲ちゃんはなんでそのネタ知ってんねん,,,」

 「まあまあ、萩野さんお疲れ様。みんなでジュースでも飲みに行こう。」

 「うわぁぁぁ!珍しく木崎くんが優しくしてくる〜!!橋田〜お前のせいやー!」

 「ええ,,,」

 萩野さんを斉藤さんと水無さんでなんとかなだめて、喫茶店に連れて行った。


 「コーヒーがええ,,,。」

 斉藤さん,,,水無さん,,,慰め切れなかったか,,,

 「ほれ、カフェオレだ。期限直せ。」

 橋田くんがさり気なくガムシロを入れたカフェオレを差し出す。

 「うう,,,甘い,,,」

 萩野さんが泣きそうな顔でそれを飲む。

 「どんだけ悔しかったんだよ,,,あ、俺コーラがいい!」

 「私は,,,紅茶で。」

 「へー。咲ちゃん紅茶なんて飲むんだ〜。私はカフェラテ!」

 みんな注文を口に出す。

 「僕はコーヒーで。」

 「どうしたんだよ!?木崎!?なんか嫌な事でもあったのかよ!?」

 「違う違う。僕は純粋にコーヒーが好きなだけ。」

 「へー。おっとなー」

 佐々木がはやし立てるように言ってくる。

 「まあね、それはそうと、みんなの飲み物取ってこようか?」

 「あ、ありがとう!」

 「おお!流石木崎くん!気が効くねえ!」

 「くそ,,,これが大人の余裕か,,,。」

 「いや、佐々木、同い年だから。ああ、橋田くんは?」

 「ああ、俺は、野菜生活で。」

 「「「「「うん?」」」」」

 「え、いや、野菜生活,,,」

 「「「「「あ、うん。」」」」」

 「ああ、木崎、ありがとうな。」

 みんな好きな飲み物はまちまちだったけれど、橋田くんのは斜め上を行っていた。


 その後、元気を取り戻した萩野さんに連れ回されて、橋田くんを除いて皆ヘトヘトになって帰った。みんなの様子を見るに、水無さんは運動が苦手なのかもしれない。まあ、僕も人のことを言えたものじゃないけどね。遊んで遊んで遊びまくって、楽しい充実した一日だった。

ひなりちゃん書くの楽しい

_______________

感想、レヴュー頂けたら泣いて喜びます。もし見てくれている方が居るなら、投稿期間が空いてしまって申し訳ありません。

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