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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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97話 ランスロットVSガウェイン4

 この戦いが長引けばガウェインにも勝ち目がなくなる。ガウェインはドローンを頼る戦法は止めて使う予定の剣を構える。小細工などではランスロットには勝てないと思い洗脳の力を最大にして賭けに出る。


ガウェイン「最後に使うのは己のすべてか。他者の能力などおまけに過ぎない。ビヨンドとは自身の限界を超えるということなのかもな。」


 この一撃で終わらせるつもりで騎士としても覚悟を決める。ランスロットもそれに応じるかのように構えた。


ガウェイン「これが私の全てだ!」


 二人が高速で激突する。体を剣で貫かれたのはガウェインの方。ランスロット、ヴォーンには当たってはいなかった。瀕死のガウェインの洗脳が弱まりやがて解けていく。


ヴォーン「……ガウェイン、どうやら俺の勝ちだ。」

ガウェイン「やはりお前には勝て……ないか。自身に何て命令した?」

ヴォーン「死ぬな、生き残れと。」

ガウェイン「……そうか。私はもう死ぬだろう。お前と違って。」

ヴォーン「何で逃げなかった? ケミールに仕える意味などないはずだ。」

ガウェイン「私は円卓の騎士だ。他の誰が裏切ろうと名前だけの偽りの騎士だろうと関係ない。ただあの方のために……たとえ死のうとも構わない。」


 ガウェインはただ一人のために忠誠を誓っていた。ガウェインという名前がただの与えられた役割でもそれをできる限りを尽くした。


ガウェイン「最後に願いを聞いてくれるか? あの方の願いだ。きっと円卓の騎士ランスロットならできるだろう。この世界を差別も争いのない平和な世界に……してくれ……。」


 彼はそう言い残して死んでいった。答えは聞いていないがきっと分かっていただろう。


ヴォーン「それはできない。俺はもうランスロットではない。だが奴隷解放団として最後まで戦う。お前がそうであったように。さよならだ、ガウェイン。」


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