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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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96話 ランスロットVSガウェイン3

 ガウェインの言葉がヴォーンの脳にまで伝わる。しかし、自害は行われずガウェインに対して攻撃を仕掛けてくる。ガウェインは回避しつつ原因を模索する。


ガウェイン(能力は発動したはず。なら洗脳の上書きかキャンセルで無効化したことになる。もしもヴォーンが戦闘前に洗脳の能力を自身に使っていたら解釈しだいで私の洗脳を無効化できるな。ガウェインを殺す、その洗脳を自身にかけたか!)


 あらかじめ洗脳される命令を分かっていたならその命令の前に能力で暗示をかけることもできる。例えば『洗脳で自殺などをする前に敵を殺せ』と自身に洗脳すればこちらの言葉が適応され自殺は後になる。別の命令でも同様となる。ただ都合よく洗脳の命令が解釈されるかは博打に近かった。

 どのみち命令した者が死んだら洗脳は解除される。つまりガウェインが死ねば命令は解除され正気になる。逆に解除されなければひたすら命令を実行に移す。ヴォーンはガウェインを殺すために洗脳という暗示も加わり強力となっている可能性が高い。


ガウェイン(私の能力をそこまで使いこなしているということか。だが!)


 彼も自身にナイフで傷をつけて能力を行使する。彼の平常の身体能力ではヴォーンには勝てない。だからこそ洗脳を一種の強化手段として使う。


ガウェイン「我、円卓の騎士ガウェインに命じる。正気を保ったまま最大の身体機能、能力を発揮しランスロットを討て! 重ねて命じる。この命を持ってして全ての敵を討ち滅ぼせ! これが私の覚悟だ!!」


 彼は反応速度を向上させヴォーンの剣を見切りながら銃で反撃しヴォーンはかすり傷を増やしていく。能力で二重に強化した分ガウェインが僅かに早く優勢になってた。ドローンのビームで追い込みヴォーンの逃げ場を着実に減らしていく。

 対するヴォーンは急所を避けつつ剣を振り払い自身が能力を一瞬でも使用できるように空気の流れを変える。そのままドローンを一機ずつ無力化させながら回避に専念しているように見える。


ガウェイン(攻撃は確実に当たっている。ランスロットは逃げることしかできていない。……待て、何かおかしい。)


 彼は違和感に気付く。明らかにヴォーンの避け方が向上し生き残ることを優先している。これが洗脳の影響だとすれば命令そのものがガウェインの想像とは少し異なることになる。


ガウェイン(まさか私を殺す命令ではなく生き残るという命令をしたのか!?)


 ガウェインは洗脳能力を酷使し続けている。3や545、それ以前にも使い当然血液も必要となってくる。ビヨンドの力も併用すれば体力も消耗していく。


ガウェイン「消耗戦で決めるつもりか!」


 ヴォーンにとってもこれは部の悪い賭け。洗脳された自由の効かない戦い。だけど彼は自分自身を信じてこの策を使った。

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