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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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95話 ランスロットVSガウェイン2

 ガウェインは手負いのヴォーンを逃すまいとドローンと連携して多方向からの攻撃を繰り出してくる。ヴォーンは下がりつつ避けていくが今までの戦闘の疲労も相まってそう長くは持ちそうにはなかった。


ヴォーン(この弾幕、能力を使う隙を与えないつもりか!? ドローンのバッテリー切れまで……逃げ切れる保証などない。一気に決める!)


 彼は後退していた足を一時止め、出せる速さでガウェインに向かって突っ込んでいく。ドローンは直接操作されているわけではない。ドローンの動きとカメラが捉えるよりも早く動けば攻撃は当たらない。直撃するビームのみ剣で弾きながら距離を確実に詰めていく。


ガウェイン「何だと!?」


 ガウェインも銃で対応するがヴォーンの速度についてこれない。だがヴォーンがガウェインに剣を振り下ろす瞬間には目が合っていた。


ヴォーン(何か企んでいるかもしれないが今、この距離なら!)


 彼は剣を斬りつけてガウェインの胴体に深い傷を負わし返り血が飛び交う。しかし、手ごたえと同時に違和感もある。それを払うかのように追撃を行おうとするが体が動かない。


ヴォーン(まさかガウェインの洗脳能力!? いや能力遮断はしているはず……途切れている?)


 ここでビヨンドの力が使えないことに気がつく。


ガウェイン「今、察したか。お前が剣をふったこと高速で移動したことで空気の流れが乱れ能力共有ができなくなった。その上、私の血を浴びたことで洗脳を受けている。」


 洗脳の能力は能力者の血に触れなければ発動はしない。けれど一滴でも触れば洗脳の影響下になる。たとえ命令がなくても体の自由は奪われる。


ガウェイン(今は止まっているだけ……)

ガウェイン「貴様、ランスロットに命令を下す。その場にて自害しろ。」

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