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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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89話 操り人形3

 3たちと交戦中だったセリカは慌てて消えたゼストに通信機で連絡を取ろうとするが繋がらない。


セリカ(あのときと同じ。ゼストには洗脳は効かない。なら彼を信じて今は3と545の洗脳を解いてみせる。)


 飛んでくる刃物を避けながら洗脳の解除方法を模索する。


セリカ(ケミールはガウェインの能力で洗脳していると言っていた。消えた奴はアーサーとか名乗っていたしそこに倒れている者は私には洗脳を使わなかった。洗脳の能力者はここにはいない。さっきの口ぶりから直接操るではなく何かしらの命令で二人は動いている。命令を上書きか撤回させれば可能性はある。)


 ここまでは推測で可能性の話でしかない。どのみち無力化させなければいけないことには変わりはなかった。飛んでくる刃物を一本掴み取りそれを自身の武器へと変えていく。545の壁もセリカの周囲に邪魔をするかのように展開されるが光の僅かな反射と音の反響具合、今までの545の能力の癖で壁の位置を把握していた。

 少ない動きでかわしていくセリカに反して着ぐるみのフィーアは頑丈な装甲と高起動で刃物を凌ぎ、熱源センサーで見えない壁を見ていた。未知なる着ぐるみに3と545は洗脳されているはずなのに戸惑いをみせる。セリカは勝機があるとすればフィーアだと考えた。


フィーア「セリカ、二人の血液を能力で操作すれば洗脳を解除できるかもしれない。そのためには傷を負わせて出血させないと!」

セリカ「まず動きを止めればいいのね。」


 彼女は右手の刃物で攻撃を凌ぎつつ拳銃で545を撃っていく。当然、壁で銃弾は防がれる。その時にセリカは改めて気付く。いつもより複数展開されている壁の数が少ない。洗脳されている分、能力の質が落ちている。3も攻撃パターンが単調で刃物の軌道も複雑ではない。操られている以上思考という当たり前のことが疎かになっている。そこを突くため彼女は拳銃をリロードして連射する。545の逃げ場と壁を出しつくし一瞬の隙を生み出す。


セリカ「フィーア、右に回り込んで!」


 それを聞いて3はそれを妨害しようとするがフィーアは初めから真逆の方へと高速で回っていく。想像通りハッタリも有効だった。フィーアは545に接近して目からレーザーを飛ばして彼に回避行動をとらせる。

 セリカの銃撃も合わさって逃げ切れない545は傷を負いフィーアの隠し武器である小型の鎖の鎌で拘束することに成功する。3をセリカが足止めしている間にフィーアは着ぐるみの穴から手を出して545に触れて能力を使う。血液を操る能力でどこまで洗脳に対抗できるか分からない。脳に干渉するため時間が掛かっていた。

  

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