83話 ビヨンドの情報
キルたちと対峙していたアインスはガレスがやられた影響で追い詰められていた。
アインス(くそ、ガレスはどうなっている!? まさかあいつがやられた? そんなはずはない。裏切ったとでもいうのか!)
そんなことを考えている間にキルに衝撃波でぶっ飛ばされる。アインスの能力は目に見える攻撃を無効化するだけどあり、元から見えない攻撃は防げない。そのことをキルに瞬時にバレてしまい逃げるしかなかった。
アインス(喋らないと能力共有もできない。)
キル「フェイ、右から回り込め。俺はそのまま行く。生け捕りにして情報を吐かせる。」
アインスは回ってくるフェイに目を向けて彼女が放った銃弾を無効化する。その隙にキルが追撃仕掛けアインスの動きは止まった。フェイもすぐに動いてアインスの背後で銃を突きつける。
アインス「ここまでか。」
キル「ビヨンドはあと何人いる? ビヨンドの弱点は? ケミールはどこだ!? 持っている情報をすべて寄越せ。」
アインスは少し迷うがまだ死にたくないので喋ることにした。時間が惜しいためフェイは急かすように銃口を当てる。
アインス「分かった。話すから! 円卓の騎士と呼ばれるビヨンドは全員で十二人。既にガレスを含めると四人いなくなっている。ビヨンドの弱点なんて基本的にない。ケミール様ですら知らない。だけどガレスやヌルは弱点らしきものを知ってそうな感じだった。……ケミール様はこの建物の中央で待ち構えているはずだ。」
キル「そうか。」
キルは能力で音を操りフェイにだけ声を伝える。
キル『やれ。』
フェイはアインスの頭の死角から引き金を引くが手ごたえがない。
ヌル「どうやら間に合ったようだな。後ろからから奴隷解放団も追ってきているがまあいい。リザ・マーティンは後回しだ。キル・コープス、お前はここで死ぬ。」




