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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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81話 裏切りのランスロット3

 ヴォーンはアリーの様子を見ながら銃口をバゲージに向ける。


ヴォーン「分かった。けれどまだアリーが生きている可能性もある。バゲージ、アリーの頭を撃て。」

バゲージ「……ああ。」


 バゲージは少し音を立てて銃を構えた。僅かなあやしい動きにヴォーンが気が付く。


ヴォーン(やはりハッタリでアリーは生きているか! 風の能力で防がれる前に!)


 彼は即座にアリーに向けて発砲しようとするがスジュンがヴォーンの拳銃を先に撃って弾き飛ばした。


スジュン「二人に気を取られたな。」

ヴォーン「小賢しい真似を!」


 ヴォーンは共有したスジュンの能力で姿を消しそうとする。しかし、死んだふりを止めたアリーが風の能力で彼の背後に回ってくる。


ヴォーン(くそ、風のせいでビヨンドの力が!)

アリー「手足は封じる!」


 アリーはヴォーンの手足を狙って引き金を引いた。彼は焦りつつも自身の運動エネルギーをゼロにする能力を使い銃弾を静止させてから床に落下させた。


アリー「何だ、今のは!?」

ヴォーン(この一瞬で再びビヨンドの力を! 能力きょ)

バゲージ「させるか!」


 バゲージが能力でこの場の重力を操り空気を重くした。本来なら人に対してほぼ影響はない。だけど、ビヨンドの力は酸素を介することで脳干渉し能力の共有や遮断をしている。風などで空気の流れが変わればそれが出来なくなる。

 アリーの行動とヴォーンがこの三人を選んだことからバゲージはビヨンドの弱点を探った。そして今この時、能力は封じられてはいない。スジュンがこの隙に能力で姿を消しつつヴォーンに接近する。


ヴォーン(……できないなら空気そのものの運動を止めて攻撃を防ぐ! スジュンがいない!?)


 認識できない相手に攻撃も対処もできない。彼はスジュンに取り押さえられ打つ手がなくなった。


スジュン「お前の裏切りはここまでだ。円卓の騎士ランスロット、いやヴォーン・ジッツ!」

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