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能力社会  作者: コイナス?
6章 暗躍
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76話 ビヨンドへの反撃2

 奴隷解放軍と奴隷解放団にはアインスやガレス、ヌルたちを向かわせて対峙させることになった。


ケミール『オートマタも好きに使え!』

ガレス『ケミール様、彼らは能力発動の邪魔になるだけです。後方待機を命じておきます。』

ケミール『そ、そうか。そうだな。』


 ガレスはそうは言ったが彼自身もあまり戦いたくはなかった。戦力差で考えたら負けることは容易に想像できてしまう。


ガレス(逃げたら殺されるしな。あーあ、ケミール死んでくれないかなー。)


アインス「ガレス、やる気を出してくれ。能力共有いくぞ。」

ガレス「……能力共有はやめてくれ。恐怖の能力は使い勝手が悪い。これは僕だけの力だ。ところでランスロットはどこにいるんだい?」

ヌル「ここにきているさ。」


 ランスロットは近くにはいないがガレスは察した。


ガレス「ならいけるかな!」


 ガレスは奴隷解放軍や不殺悪魔も含めた敵対組織をアジト内に引き入れることを提案する。


アインス「それはいいが罠すらないぞ。」

ガレス「君たちに主な戦いは任せるよ。ガラハットたちは悪魔側と戦うはずだし。」




 奴隷解放団と手を組んだ奴隷解放軍はアジト出入り口を破壊して突入していた。いくつもの分かれ道があり複数に分かれていく。キルはフェイと二人で進んでいくことにした。


フェイ「キル、新人類ビヨンドとは一体どんなものでしょうか?」

キル「強敵だ。ちょうどこの先にいる!」


 彼らの通路の先に広場がありそこにアインスが待ち構えてた。


キル「余裕そうだな。ビヨンド。」

アインス「一度勝っているお前たちに俺は負けません。能力共……」


 アインスの言葉が途中で途切れる。


キル「どうした? 言葉を言わなければビヨンドの力とやらは使えないのか?」


 キルは音を操る能力でアインスの言葉を封じた。


アインス(こいつ!!)

キル「フェイ、今のうちに仕留めるぞ!」



 この様子を監視カメラで見ていたガレスが密かに笑う。


ガレス「恐怖を味わうがいい。」


 彼は前回の戦いとは比較にならない恐怖をアジト全体に広げる。それはキルですら戦意を喪失させ手が震えるほどだった。



キル(どういうことだ?)


 彼らだけでなく離れているリザたちや同時期に反対側から攻めているゼストたちにもこれは効いていた。


フェイ「何が起こっているのですか?」

キル「……分からない。これは一体?」

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