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169話 オートマタ狩り8
ロバートは仲間の中に裏切り者やスパイがいないか疑うが確かめる時間すらない。家の窓から覗くとかなりの数の敵がいる。その中にはキル・コープスもいる。
ロバート(俺を含めてここにいるのは数人。戦闘経験がありそうなのはエルフくらいしかいない。殺されることはないから投降すれば……)
相手は武装した軍、普通に考えれば逃げることもできない。エルフも逃亡しようと考えていたが流石にきついと思ってしまう。だがエルフは捕まればオートマタとしてまた戦わされる。
エルフ(またあいつらの言いなりは嫌だな。折角逃げてきたんだ。こんなところで!)
エルフ「ロバート、俺は投降するつもりはない。お前たちは好きにしろ。」
ロバート「……俺も戦う。」
一度は臆病風に吹かれた彼だったが武器を手に取り戦う決意をする。敵は投降を促した以上、先には仕掛けてはこない。それを利用して彼は能力で建物の中を周って支配下におき自由に操れるようにした。対象が大きすぎるためどこまで操れるかは疑問だったがそこは試行錯誤しながらやるしかなかった。
ロバートは壁に触れて二階の窓ガラスを破壊し破片を外に落として攻撃を仕掛けた。この程度では敵軍は倒さないだろうが挑発にもなる。
ロバート「相手が軍だろうとやってやる!」




