167話 オートマタ狩り6
オートマタ狩りをしていた暴徒たちはキルたちの登場で逃げていた。暴徒たちは隠れ家に逃げ込む。
暴徒「お前が来てくれて助かったぞ。」
エルフ「あいつらはやばいから手を出さない方がいい。」
エルフは革命軍と政府軍の戦いに参加していたが頃合いを見計らい薬や物資を奪って逃走した。消息を絶ったフィーアやアハトを探すためにオートマタ狩りに参加していた。彼にとっては他のオートマタはどうでも良かったが仲間の二人のことは気にかけていた。
ロバート「そういえば自己紹介がまだだったな。俺はオートマタ狩りのリーダーをしているロバートだ。俺たちはオートマタだけでなく匿う奴らも標的にしている。」
エルフ「俺はエルフだ。訳あって本名は言えない。」
ロバート「そうか。まあ、オートマタ狩りは犯罪だからな。だけど誰かがやらなければまたオートマタの犠牲者が出る。それだけは絶対にしてはいけない。」
エルフ「確かにそうだな。」
エルフは内心ロバートたちを馬鹿にしていた。エルフたち戦闘用オートマタが特殊なだけで普通のオートマタは自分で考えることすらできない。誰かに命令されなければ人殺しなんてまず不可能だった。そのことをエルフはよく理解していた。だからこそ人と同じように喋り表情を作ればオートマタとは絶対にばれない。
エルフ(怪しい仮面の男がオートマタを操り反乱を起こさせただけだ。)
エルフ「……オートマタ反乱軍だったか。奴らの動きはどうなっている?」
ロバートは分からないとしか答えようがなかった。あれから反乱軍は動きを見せていない。
ロバート「エルフ、これからも協力してくれるか?」
エルフ「勿論だ。」
エルフ(これで当面の居場所は確保できた。リーダーに近付いて正解だったようだ。)




