166話 オートマタ狩り5
マッテオはリザたちが戦うことが意外だった。彼はリザとキルの会話の内容までは知らなかった。
マッテオ『何度もいいますがあなたたち奴隷解放団はこの国から去った方がいいです。』
リザ『お気遣いありがとうございます。ですが私たちは、ユルゲンさんのためにもこの国のためにの戦います。』
マッテオ『ありがとう……』
かつて敵だったものすら協力してくれている。そんなこと想像もしなかった。これでこの国を立て直すことができるかもしれないと希望が持てた。
マッテオ『オートマタの店の者たちが隠れて避難しています。まず彼らの保護をお願いします。』
リザ『分かりました。保護したあと暴れている民衆たちを抑えます。』
アリーとスジュンの班が店主たちのところに向かい他の者が奴隷解放軍の助力に行った。リザもキルたちと合流する。
リザ「こうして戦うとは思っていなかったわ。」
キル「同感だ。いくぞ!」
暴徒たちはかなり敵が増えたことで状況が変わったこと今さら気づく。奴隷解放軍と奴隷解放団、両方を敵に回しているため逃げようとする。
暴徒「あいつらはどこ行ったんだ!? くそ、キル・コープスとリザ・マーティンとか嘘だろ。勝てるわけがない!」
キルたちは暴徒たちをあっさりと無力化していく。逃がせばこれ以上被害も出る。しかし、残る暴徒が数人になった時、煙が発生する。発煙弾によるものとキルたちは察して対応しようとしたが銃声も聞こえてきた。煙がなくなる頃には暴徒たちは撤退していた。
キル(音による探知も妨害されていた。ただの暴徒ではないな。)
ひとまず暴徒たちがいなくなったのでこれでよしとした。




