592/874
165話 オートマタ狩り4
マッテオ「なぜ私を助けたのですか?」
逃げ切った先で彼は助けてくれた者に問いただす。その者はマッテオも知っていた人物。
レナ「力を貸してください、マッテオさん。いつも父の側にいてくれたあなたなら父の想いを一番知っているはずです。」
マッテオ「あの時のお嬢さんがご立派になられましたね。……失礼。私はもうあの人の秘書でも共犯者でも……親友でもありません。この国もおしまいです。私はそう遠からずに裁きを受けるでしょう。助けても無駄だったのです。」
彼はあの日から心が欠けているようだった。ユルゲンとともに理想と現実を追い掛け見てきた日々は終焉を迎えた。
レナ「いいえ、あなたが父と共に作り上げたこの国を終わらせたりはしません。それに私たちには仲間もいます。」
キル『レナ、ターゲットを確認した。暴徒を鎮圧する。』
彼女に奴隷解放軍からの通信が入る。今まで通り奴隷解放軍はレナに協力してたがそれだけではなかった。
レナ「彼女からです。私はよく知りませんがマッテオさんなら知っているはずです。」
レナはマッテオに通信機を渡す。
マッテオ(まさか……)
リザ『マッテオさん、私たちは奴隷解放団も戦います。』




