162話 オートマタ狩り
オートマタ反乱軍と戦うことは決まったが大半の監視カメラが破壊されて敵の位置を把握するまで時間が掛かっていた。それよりも問題になっていたのは民衆の暴徒化であった。オートマタの反対派と保守派に分かれて争いが起こっていた。
オートマタが反乱を起こした以上、オートマタの安全性は認められない。保有している者はすぐに処分するように促された。それでも自身の利益のために秘密裏にオートマタを保持する者もいる。革命の一因でもあるため彼らの衝突は必然だった。
暴徒「オートマタを壊せ! 隠し持っている奴を許すな!」
彼らは武器を持ってオートマタ販売していた店などを襲撃し始める。残っていたオートマタは無残に破壊されていく。店主と店員は一目散に逃げるが暴徒に追い掛けられる。
暴徒「奴らが逃げていくぞ、逃がすな! 制裁をくわえろ!」
自分たちが正義と信じて暴力を振りかざしていく。店主は携帯電話で警察に通報するが同じような事件が多発しているためすぐには来られないと言われた。
店主『おい、ふざけるな! 殺されるかもしれないんだぞ!』
警察『そう言われましても……』
電話は切られて店主たちは逃げるしかなかった。逃走しながら他のところにも必死に電話を掛けまくる。その内の連絡先の一つにマッテオの電話番号がありそこにも掛ける。
店主『マッテオさん、助けてくれ。オートマタ狩りにあっている。』
マッテオ『分かりました。今すぐ助けに行きます。』
マッテオは迷惑を掛けると思い軍や奴隷解放団には連絡せずに一人で向かうことにした。




