157話 革命を終えて……
「俺たちの手で国を変えてやる!」
「革命軍に続けて!」
革命軍の協力者が混じっていたこともありデモの規模は僅かな時間で大きくなってくる。その様子はテレビ局の中にいる彼らにも届き誰もが戦いは終わったと確信した。革命軍も政府軍も関係なく武器は捨てられ和解の道へと進む。キルたちはレナと合流して勝利を喜んだ。
レナ「これでこの国は変われる。私たちの戦いは無駄ではなかった。キルたちも本当にありがとう。」
キル「俺たちは少し手伝っただけだ。レナ、お前がこの国の人たちを動かして変えた。すごいよ、本当に。」
怪我人の治療を済ませると彼らは奴隷解放団とともに下の階に降りていく。テレビ局内は色々と戦闘で壊れたので少しずつ修復しながら降りていった。その間にスタジオではユルゲンが国民に対して現政府の解散と法律改正などを話して放送していた。
こうしてフライハイト独立共和国の革命は成功に終わり平和へと向かっていった
……はずだった。それは唐突に破られる。前触れなど誰も感じていなかった。テレビ局のスタジオの真上の天井が突然爆発し崩れ始める。ユルゲンは瓦礫で生き埋めになるがテレビ放送は切られることなく続行されていた。周囲の人間も巻き込まれたため止めることが出来ないままでいた。放送を見ていたキルとレナ、リザたちは急いでスタジオに戻ろうとするが道は塞がれていた。
キル(一体何がどうなっている?)
そして、そのまま放送されたままでスタジオのカメラの前にある男が姿を現す。まるで爆発させたのは自分だというかのように。
レイ『まだカメラは生きているな? 初めまして、共和国の愚民ども。私の名はレイ。この国を破壊する者だ!』




