539/874
112話 共和国の革命9
一階にいる稼働中のオートマタはレイを探して部屋や廊下などをくまなく探し回っていた。急遽、戦闘用のオートマタのアハトもここに来ていた。
ユルゲン『一階にも新たに敵が侵入している。他のオートマタはやられているからお前に任せる。』
アハト『分かったがエルフやフィーアは上の階にいるのかよ?』
ユルゲン『二体は上で警備をしている。』
アハト『はい、はい。俺だけでやれってことか。』
ユルゲンからの通信を切り、不満に思いつつ彼もレイを探すことにした。しかし、オートマタとともにいくら探しても見つからない。
アハト「何だよ、どこにもいねーのか。監視カメラには確かに映っていたみたいだが。」
彼はユルゲンから貰った端末でカメラの映像を再確認していた。
アハト「よくみると仮面をつけているのか。もしかすると……」
心当たりのある場所へと行ってみる。彼の予感は的中していた。
アハト「そこで死んだふりをしているだろ? さっさと起きろ、仮面の侵入者。」
ばれるとすぐにレイは仮面をつけて起き上がり拳銃を向ける。
レイ(今なら敵は一人……やれるか?)
アハト「よくオートマタどもに混ざるなんて思い付いたな。だが相手が悪かったようだ。俺は戦闘用オートマタ。ここでお前を殺してやるよ!」




