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能力社会  作者: コイナス?
4章 フライハイト独立共和国
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110話 共和国の革命7

 クリーンたちはさっきと同じように机などを運んでバリケードを作っていく。足場の方とは違い障害物になればいいため簡単に済む。発煙弾などを撒き散らしながら妨害用の罠も設置していった。


シークレット「クリーン、もう時間がない。」

クリーン「バリケードはここまでか。バリケードの内側に入ろう。俺たちは時間を稼ぐだけだ。全滅させる必要はない。」


 クリーンたちはバリケードの隙間や上から爆弾や発煙弾を投げて敵のオートマタ近付かせないようにする。バリケードは即興なので銃弾を妨げるくらいで数人で押し返せば突破される。


クリーン(手持ちの爆弾の類いや罠が尽きたらバリケードだけになる。ここにいるシークレットやセティなら銃弾を避けながら逃げれるかもしれないが俺やオートマタたちには無理だ。キルみたいに戦闘の能力があるわけでもない。)


 敵味方双方に進展があまりないまま銃声が鳴り響いていく。敵も撃ってくるばかりで警戒して進んでこない。このままなら時間稼ぎはうまくいく。そう思ったがここで問題が発生する。仮に時間を稼げたとしてクリーンたちはどうやって三階へと昇る? そんな疑問が出てくる。


クリーン『キル、そっちはどうなっている?』

キル『まだ何人か昇っている最中だ。俺は三階で敵のオートマタを始末している。クリーンたちは無事か?』

クリーン『無事だが俺たちは時間を稼いだあとどうすればいい?』

キル『オートマタを囮にして三階にきてくれ。』

クリーン『……分かった。』


 オートマタを切り捨てていいのだろうかとクリーンは少し迷ってしまう。レナからの借り物というのもあったが見かけは人間。感情を殺してただ命令を聞くだけの存在オートマタ、それはかつて奴隷倉庫にいたクリーンと同じだった。クリーンはオートマタと自分を重ね合わせてしまう。

 だけど、仲間の命と引き換えにはできない。


クリーン「俺たちが逃げる間、オートマタ、彼らにはここで囮になってもらおうと思う。」

シークレット「それしかないわね。」


 決断しようとしていると何故か敵のオートマタが退散していく。意図が理解できなかったがこのチャンスを逃さずに味方のオートマタを含めた全員が三階へと到達した。二階にある足場は爆弾で壊し三階の穴も適当に塞いだ。

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