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108話 共和国の革命5
送られたオートマタの数は三十体。そのうちの二十体を敵を誘導するための囮役に使い、残る十体は物資を持ってキルたち自身に合流させる。囮はキルが能力で敵の位置を感知しながら移動させた。その間に自分たちも二階へと進んでいく。
キル(囮がいるため時間稼ぎは多少できる。問題はこちらのオートマタがどこまで戦えるかだ。)
彼らオートマタは指示通りには動いてくれるが戦闘向きとは言い難い。できるだけ戦闘を避けて消耗を防ぎたかった。
オートマタ「レナ様からお預かりした物資を運びました。」
物資を運んでいたオートマタのチームと合流を果たして二階に到達した。一階へと通じる階段には爆弾で簡易トラップを仕掛けて一階からの敵がこれないようにして、囮のオートマタにも後から罠を避けながら合流するように連絡する。ここまでは敵はオートマタしかいなかったがこれからは違う敵がいることも覚悟していた。するとテレビ局内で放送が流れてくる。
ユルゲン『奴隷解放団の諸君、既に退路は塞ぎ三階へと続く階段やエレベーターは封鎖した。じきに外の革命軍の制圧も終わる。投降すれば命は助けよう。』
大量のオートマタは時間稼ぎ。目的地が敵にばれていたら封鎖されることはキルも想像はしていた。
キル(想定内だ。何とかなる。)




