107話 共和国の革命4
キルたちはテレビ局内部の構造を把握しながら進んでいくが中は迷路みたいにいりくんだ構図で思うようには進めない。それを邪魔するかのように敵のオートマタが大量に襲ってくる。戦闘力は低いものの数は軽く百を越えていた。キルたち全員で必死に応戦するが消耗が激しかった。
キル(まさかこの日のためにこれほどの数のオートマタを用意していたのか! 銃弾も爆弾も無限ではない。能力もできれば温存しておきたい。)
彼らは精神的にもかなり追い詰められていく。倒しても倒しても次から次へと増援がくる。
フェイ「いつになったらオートマタは終わるのですか……」
クリーン「キル、流石にこれ以上は厳しいぞ。」
シークレット「一度撤退するしかないわ。」
キル「……どこに逃げるというんだ。」
ワープの能力は基本的に一方通行。テレビ局の入り口から出ても外にも敵がいる。仮に逃げ切ったところで作戦は失敗となる。おそらくもう二度と今回以上の好条件で作戦を実行することはできない。今逃げれば革命のチャンスはないと思われる。
キル「まだ革命は始まってもいない。レナたち革命軍が作り出したチャンスを無駄にするわけにはいかない。」
レナ『聞こえる? 今からそちらにオートマタと物資をワープして贈る。オートマタに指示を送って!』
キル『助かったぞ、すぐに使わせてもらう。』
今からワープした場所には戻れないためオートマタの通信機に通信を繋げる。これで少しは現状がましにはなった。




