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能力社会  作者: コイナス?
2章 変わり始める世界
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9話 クーズを殺せ5

クーズ(恐怖を植え付ける能力が効かない。敵の能力も強力。まずい……です。)


 能力も見抜かれていることから彼は焦り始める。負けることを想定していなかった訳ではなかったが、ここまで早く追い詰められるのは全くの予想外だった。


ミーア(相手の時間切れまで私が持つか分からない。攻撃も致命傷は避けられてしまう。シェリーさんたちを待つしかない!)


 クーズは肉体に再生できてもミーアは再生はできない。クーズの攻撃手段は残されている。それが不明のまま時間を稼がなくてはいけない。

 思考している隙にクーズの姿が見えなくなる。ミーアは咄嗟に瞬間移動を連想してしまう。だが、見えなくなったのはその前。一瞬だけ可能性を模索しすぐに閉じた。


ミーア(透明化か幻覚、いずれにせよ視覚は役に立たない。)


 携帯していた閃光弾を使い、周りの視界を光で封じる。続けて四方に弾丸を放ち、弾を能力で切り裂き散弾に近い形で飛ばした。

 それは能力で背後に移動していたクーズに命中する。弾の欠片が体のあちこちに食い込む。


シェリー『ミーア、仲間の救出は済んだ。クーズは死んだと伝えている。もうクーズは能力は使えない。』


 通信機の声でミーアは勝利を確信する。能力が使えないならミーアの能力は避けることができない。彼女は能力を発動させクーズを始末する……はずだった。能力は不発に終わる。


クーズ「あまり使うつもりはなかったですけど、能力の無効化です。こっちも能力はしばらく使えなくなりますけど、致命傷を避ける能力よりは使えるでしょう。」


 ミーアは残る武装を確認するが、残弾も武器もない。クーズはそれを狙って今まで能力の発動を控えていた。


クーズ「これでこっちが有利です。」


 彼はミーアに銃を向ける。放たれた銃弾を彼女はギリギリでかわして逃げていく。それでも何発かが体をかすめ確実に追い込まれていく。

 ミーアの予想ではクーズは敵の想像した能力になる能力だった。彼にとっての敵はミーアたちジェノサイドスレイでミーア以外は遠くにいる。そうなるとクーズにとっての敵または能力の対象が他にいることになる。


ミーア(能力も使えないとなると逃げるしかない……。) 

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