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能力社会  作者: コイナス?
2章 変わり始める世界
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7話 クーズを殺せ3

クーズ「もしやさっきの彼は……いえ私には関係ないです。」


 送った時の感覚と匂いで誰だったか勘づいてしまう。しかし、それはもう過去。クーズは今自分が為すべきことを続ける。


クーズ「これで仲間を増やせます!」


 クーズは能力で自らの命令に忠実な手下を作り出す。見かけは人間と変わらない。数もかなりのもの。


クーズ「ジェノサイドスレイを殺すのです!」


 無数の手下がシェリーたちのところに攻め混んでいった。

 テリオが偵察に向かってから手下を見て帰ってくる。


テリオ「大変です。敵が増えています。」


 さらにシェリーたちは追い詰められていく。ここでミーアが疑問を抱いた。どこから敵が現れたのか? それが能力だというなら今までどうしてそれができなかったのか?


ミーア(何かがおかしい。さっきの爆弾の無傷だったのに少し前の攻撃は再生したとはいえ効いていた。段階的に強くなる能力?)


 今までの出来事を頭の中で整理していく。


ミーア(私たちは何を考えていた? 何より今までどうしてクーズは力を示してこなかったのか?)


 今までの戦いでクーズは最強ともいえる能力。どうして最強なのかを紐解いていく。


ミーア「まさか、最強ではなく最強になる能力!?」


 かなり無茶苦茶だが一つの仮説が出来上がる。


ミーア「シェリーさん、仲間にはクーズを始末したと伝えてください。今いるクーズとその仲間はいないことにしてください。おそらくクーズの能力は私たちが想像している能力を使っています。」


 彼女は仮説をみんなに説明した。クーズの能力は自分たちの最悪の想像を現実にするもの。想像ならそれをしなければ、クーズの能力は弱体化するという考えだった。これはあくまでも仮説で証明している時間などない。他に手があるわけでもない。

 攻略するには別の場所にいる仲間を撤退させてからクーズと対峙しなければならない。シェリーは仲間たちに撤退を通信機で伝える。逃げ遅れた、または逃げれなくなった者はサリオが透明になったまま探しだす。その救出をテリオの瞬間移動で行う形となった。クーズの陽動にはミーアが担当する。万が一、敵に悟られると仲間を生け捕りにして恐怖を植え付け、新たな能力を使ってくるかもしれない。


ミーア(失敗すればみんな死ぬ……。)


 これまでは一方的な殺戮がほとんどだったジェノサイドスレイ。今回で彼らは命の奪い合いの意味を僅かだが理解し、改めて覚悟した。

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