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能力社会  作者: コイナス?
2章 変わり始める世界
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3話 皇帝無双2

 ルキウスは指揮官がいるであろう場所に向かう。既に目星はつけていた。


 そんな中で殺気を感じて、手を後ろに回し麻酔銃を放つ。背後には瞬間移動で飛んできたメンバーの一人が倒れる。瞬間移動したところをルキウスは一切見ずに仕留めた。


ルキウス「これで不意討ちをしたつもりか。」


ペールク「まさかと思ったがここまでできるなら本物みたいだな。」


 大勢の部下を連れてペールクが姿を現した。ルキウスはやっとこれで終わると内心ほっとする。


ルキウス「これで全員みたいだな。」

ペールク「そうだ。そして、ここにいるのは精鋭の連中だ。お前には勝てない、諦めろ。」


 ルキウスはペールクの戯れ言を聞きたくもなかった。一応、正面から挑んできた敬意を払って会話することにした。


ルキウス「この程度で私を倒せると思っているのか?」

ペールク「確かにお前は皇帝で強いのだろう。さっきの戦闘を見させてもらった。あれは身体能力の強化だな。それと殺気か何かを感じ取れる能力を持っている。二つも能力を使える人間は珍しい。」

ルキウス「……能力が分かったところでどうにかできるとでも?」


 ペールクはルキウスのその反応で能力の予想が正しかったと確信する。


ペールク「簡単なことだ。お前は四天王などの能力者に守られてきた。だからこそ今まで暗殺未遂すらただの一度も行われていない。その結果、傲慢にも自分が最強だと思い上がった。笑わせる! たった二つの能力で皇帝になれたんだからな。」


 彼にとっては皇帝などお飾りの役職にしか思えなかった。人を身分で差別する制度を作った張本人が許せなかった。


ペールク「お前の作った奴隷制度の奴隷がどれ程の人を殺したと思う?」

ルキウス「お前たちだって彼らを殺してきただろうに。」

ペールク「奴隷は人間じゃない。害虫だ。」

ルキウス「そうか、ならばお前たちは害虫未満だな。」


 いい加減に腹を立てたルキウスは拳銃を取りだし攻撃体勢を取る。

 だが、ペールクはルキウスの足場を泥にさせる。そのあと、目を合わせた人間を操る能力と仲間とともに透明になるの能力を使う。仲間と同調したからこそ使えた能力だった。


 ……うまくいったつもりだった。発動したと思った直後にはペールク以外は倒れていた。


ルキウス「お前以外には麻酔銃で眠ってもらった。」

ペールク「……嘘だ。こんなに早く撃てるわけがない。」


 ペールクの能力発動までに少し時間がありその間を狙われた。


ルキウス「撃てるさ。お前たちの能力の特性は理解している。あとは泥をよけて目を塞ぎ攻撃するだけだ。」

ペールク「俺だけじゃなく仲間の能力まで分かるわけがない。……そうか、そういう能力か。」

ルキウス「残念だが私はここに降りてから能力は使っていない。」


 ペールクは信じられない顔でルキウスという化け物を見てしまう。身体能力も殺気を感じるのも全て能力外の力というならそれはもはや人ではない。


ルキウス「身分を決めるときに審査を受けてただろう。その時の情報は全て暗記している。世界中の人間、全員分な。」


 もうペールクは夢を見ている気になった。


ルキウス「安心してほしい。ここにいる全ての人間の記憶は書き変え、目を奪っておく。これで不殺の悪魔の仕業に見せかける。これでジェノサイドスレイももう少し自重するはずだ。」


 不殺の悪魔はロケットを使用したため、世界中に攻撃が可能となっている。だからここで起きたことは悪魔の仕業にしても不自然ではなくなる。


 ルキウスは瞬間移動しながら元いた場所に帰っていく。ついでに、道中にいたジェノサイドスレイは同じような目に遭わせた。

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