第11話 期末テスト(表)3 スケジュール
林間合宿のスケジュール
一日目
・6:30 学校集合
・7:00 出発(バス移動)
・7:30 パーキングエリア(朝食)
・9:30 現地
・10:00 オリエンテーション(場所案内)
・10:30 自由時間
・12:30 お昼
・14:00 ハイキング
・15:30 自然観察
・17:30 風呂
・19:30 夕食
・20:30 レクリエーション
・21:30 自由時間
・22:00 就寝
二日目
・7;00 起床
・8:00 朝食
・9:00 体験学習(カヌー、山登り、魚釣り)
・12:00 昼食
・13:00 ???
・17:30 夕食
・19:00 キャンプファイヤー
・20:30 風呂
・21:30 自由時間
・22:00 就寝
三日目
・7:00 起床
・8:00 朝食
・9:00 荷物整理(バスに荷物を積む)
・10:00 観光地へ(バス移動)
・11:00 名所訪問(神社)お願いをする
・12:00 昼飯
・13:00 お見上げ
・14:00 帰路
・16:00 解散
必要なもの
着替え、雨具、携帯電話、筆記用具、しおり、財布、リュックサック、大きめのバック、その他必要な物。
変更点はほとんどなく、気になっていた『???』の部分は、当日のお楽しみということで明かされなかった。しかし、スケジュールが決まったことで、ようやく作戦を立てられる。
問題はカラオケと班のメンバーを誰にするか。他にも考えることが山積みだ。
部活が終わって家に帰ると、千明にメールで『明日の昼休みに図書館に来てほしい』とメールで連絡を送った。
次の日は英語、数学、社会、副教科のテストがまとめて返され、これですべてのテストが返却された。
昼休みを迎えた。
図書館に入ると、千明がいつもの席で待っていた。
「遅くなった」
「女性を二度も待たせるなんて、いい御身分ですねぇ~」
「これで一度目だ。それよりも、テストの方は平気だったのか?」
「ふふんーよくぞ聞いてくれた!実は………全てのテストで53以上取ったんだ!」
そう言いながら、千明は答案を机の上に広げた。
期末テストの平均点は以下の通りだ。
国語(60)、数学(48)、英語(60)、理科(62)、社会(59)
家庭科(68)、保健体育(63)、美術(68)、音楽(61)
今回、一番難しかったのは数学のテスト。赤点ラインは24点。千明は53点を取り、見事に赤点を回避していた。他の教科も同様にしっかり赤点を免れている。
テストが全て返却されると、各教科の最高点、最低点、平均点、学年順位、クラス順が掛かれた一枚の紙が配られた。
俺のクラスには赤点を取った生徒はいなかったが、他のクラスでは赤点者がいたようだ。
気になるのは、どのテストも最低点が0点だったこと。これが平均点を大きく下げている。
欠席者は0点になり、この紙には含まれない。どうしても解けなかったのか、寝ていたのか、意図的に間違えたのかは分からない。一人なのか、複数人なのかも不明だが、そのおかげで赤点を免れた人もいるだろう。
「いい点数だな」
「本当にありがとうございました。おかげさまで合宿に行けます。ところで・・・作戦の件はどうなりましたか?」
「そのことなんだが、俺も千明に頼みごとをしてもいいか?」
「拓海が私を頼ってくるなんて珍しい!ていうか、初めてな気がするー」
「確かにそうかもな。聞いてくれるか?」
「もちろんいいよ!恋愛のことでも、恋の相談でも」
「残念ながら、恋愛相談じゃない。合宿の一日目の予定を覚えているか?」
「多少は覚えていると思う」
「バス移動のとき、カラオケをやることになっていただろ?俺、カラオケで歌ったことがないんだ。だから、練習に付き合ってほしい。確か、千明は歌がうまかったよな?」
「そういうことか!いいよ!」
「助かる。その時に作戦の話もしようと思っている」
「分かった。でも、なんで私が歌うまいって知っているの?」
「小学校の合唱祭で、一番うまかったから覚えていただけだ」
「えぇ、なんか照れるなー」
「今日の放課後空いているか?」
「空いてるよー」
「じゃあ、六時ごろに千明の家に向かうから待っていてくれ」
「おけー」




