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10月26日月曜日

 私は遊園地にいました。カラフルで可愛らしい造形のアトラクションが集う中、一人ぽつんと立っていました。観覧車、コーヒーカップ、メリーゴーランド、くるくると回る遊具から幼い笑い声が響いていました。


 何故だか、自分もそれらに乗ろうとは思いませんでした。ただただ遊び回る子供達を眺めていました。今考えると、そこに大人が、保護者が、職員すら誰一人いなかったことが不思議でなりません。私は違います。私は傍観者でしたから。


 突然、軽快で華やかなメロディが響き渡ります。そちらを見ると、兵隊の服を着た二足歩行の猫達が行進してきていました。パレード、と称するのが一番正しいのでしょう。子供達は一様に歓声を上げ、そこへ駆けていきます。猫達は彼らを歓迎して招き入れました。彼らはあまりにも楽しそうで、幸せそうで、その中に入れば全て満ち足りるのだと、そう思えてなりませんでした。


 だからつい、足を動かしてしまったのでしょう。自分も混ざりたいと、近づいてしまったのです。そんな私を、猫は突き飛ばしました。視点が低くなって、尻餅をついたのだとわかりました。賑やかなパレードが、明るい音楽が、ずっと、ずっと、遠くなって



 そこで目が覚めました。今日もかえれませんでした。

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