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10月27日火曜日

 私は夜のショッピングモールにいました。客の退店を促すために、蛍の光と閉店のアナウンスが絶えず流れ続けています。人影はまばらで、片付けをしているのであろう店員だけが忙しなく動いていました。


 音楽が鳴り止む前に、店から出なければなりません。だから私は出口を目指して歩いていました。角を曲がろうとしたところで、立ち入り禁止の看板が行手を阻みます。その先は薄暗くて、侵入者を防ぐ網越しに、空っぽの商品棚が見えました。


 仕方がないので反対に進みました。しばらくするとまた看板が立ち塞がっていました。引き返して別の方向へ行くとさらに看板が。別の道、別の道、別の道、何度行先を変えても必ず行き止まりに突き当たるのです。


 いつまで経っても出口には辿り着けず、店内からはどんどんと明かりが消えていきます。焦りが募るにつれて早足、急ぎ足、駆け足になって、最後には立ち止まりました。音楽が終わってしまったからです。


 間に合わなかった私は警備員に捕まりました。そのままどこかへ連れていかれるのです。物のように引きずられて、すっかり暗くなってしまった店の奥へ、奥へと



 そこで目が覚めました。今日もかえれませんでした。

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