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妄想が世界最強の第一歩?  作者: 上和 逢
第一章 神竜の婚約者
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神竜の婚約者とステータス

 俺とハクはソフィア姫とメアさんに連れられてお城の中に入った。


 びっくりするくらいあっさりと入ることが出来てしまったので、ちょっと拍子抜けである。


 城内は外から見た城の見た目のように緑と白で構成されていて、彫刻や絵画などがいくつも置いてありはするものの、どれも品のない豪華さなどは感じさせるようなものではなく、むしろ煌びやかなものがあまり好きではない俺でも王城であるはずなのに落ち着きを感じるようなところがあった。


 俺がお上りさんよろしくあたりをキョロキョロと見ているうちに、客間までやってきたらしく、いつの間にか登場していたメイドさんに案内されて部屋へと入った。


 のだが……


「……何故ここは和室なんだ?」


 なんと西洋まっしぐらだった城の中、これまた重厚な扉を開いたらそこには畳あり障子ありという如何にもな和室があった。


 なんというか、あっちの和のテイストを出した旅館みたいな感じだ。

 あっちの旅館は部屋の扉とかは普通に西洋の感じだけど、中に入ったら畳が……とかはよくあったからな、それに近い感じだろうか。


 俺とハクは、内容は違うだろうが驚きで一瞬動きを止めるものの、「ああ旅館みたいなもんか」と思考がすぐに切り替わった俺が先に入り(靴はメイドさんがしまってくれた。そこは女将さんにして欲しかった)、続く形でハクも入室した。


 ハクは靴を脱ぐという行為に戸惑いが大きいようで、普段はあまり表情に変化がない彼女も終始反応が遅れたり、俺に気づかれないようにチラチラと部屋を見ている。


 まあ、俺は能力が上がったお陰かそのあたりの行動を余裕で把握出来るようになっているだが。


 ……そういえば俺の能力どうなってるんだろ?


 ソフィアたちは準備でしばらく時間がかかるとか言ってたから、今のうちに確認しておくかな?


 そういうわけで俺は自分の能力を見てみた。


 姓名 カズト

 種族 超人族

 天職 【稀代の妄想家】

 能力値

 HP 1000 MP 1000

 筋力 1251 耐久 1232 敏捷 1307 器用 1128 幸運 777

 スキル

 《妄想の極み》《妄想創造》《妄想譲渡》《剣星》《魔星》《真理眼》……………………


 ほう、なんかよくわからないのがいっぱいだな。つか《妄想の極み》て! 極めちゃったよ!


 しかも天職が「稀代の」ってついてるんですけど!? そんなにですか!?


 ……ってあれ? よく考えてみたら俺なんでステータス見れたんだ? これって普通は神殿に行かなきゃわからないはずなのに。


 いや、でも「ステータスが見れる」と「思った」わけだから、これは何かのスキルってことか?

 そうなるとたぶん《真理眼》がそれに該当する感じかな。


 他にもたくさん覚えているスキルがあるな(《雷魔法》とか《蒼園降誕》など)これはまあおいおい確認して行こう。【神龍の血】の効果で魔物のスキルも奪ってあるみたいだしな。


 それで、能力値だが……


 まず[ ]がなくなったから上限はなしで、さらに幸運以外は全部1000をオーバーしたか……


 これはかなりすごいことだ。

 能力値は『9』を超えると等比数列的に増えていくから、それがこんな数値になったらそれはもうトンデモナイ能力値だろう。

 おそらくこれは最後の進化をへてこうなったって感じかな?


 それと個人的に気になるのは『幸運』だよね数値の大きさ以上にめちゃくちゃラッキーな感じがする。パチンコでこれが並んだらいいよねって感じだ。


 ふーむ、これは完全に人外確定だな。


 まあ神霊とやらにいろいろと協力してもらったからな、まあ当然だろう。


 あとは謎の《妄想譲渡》だけどこれはいったい……


「お待たせして申し訳ありませんでした」


 おっと、ソフィア姫がきたみたいだな。


「いや、別に大したことはな……」


 俺はソフィア姫の方を向いて謝罪に答えようとしたのだが、固まってしまった。


 なぜなら……


「……十二単?」


 そう、どこの平安時代だよと思うような恰好をしたいたからだった。


 なにこれ? ここはいったいどういう場所なんだ?

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