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大好きな幼馴染との関係は不倫以上  作者: hitorigasuki
どうか、どうか

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第37話 あの日の教室で

 時間になり類斗との待ち合わせ場所に行くが、そこに車はなくて、類斗がわたしを見て嬉しそうにしていた。わたしは走って類斗のところに向かう。ドラマみたいに抱きついてしまう。


「ゆり」

「類斗」

「今日はまた行きたい場所があって」

「うん」

 

 手を引かれて向かった場所は、わたしたちが通って中学校だった。だけど、そこも公園同様に廃墟になっていた。ガードフェンスがいたるところに置かれている。


「廃校になったみたいで、もう新しいところにみんな通ってるらしい」

「そっか……小学校もなくなって統合するんやんな」

「うん、そう」


 軽くそう言うと、また類斗は身軽に中に入って行こうとするからびっくりする。そしてわたしの手を引いて。ガードフェンスを少しずらすだけですんなり中に入った。


「え、類斗あかんやろ……ちょ……」


 門の中には、椅子や机などが山積みにされている。


 砂で汚れた靴箱は、ところどころ壊れていた。


 陽が校舎に差し込む。制服姿でもないし、年齢もずいぶんかけ離れているのに、それなのにわたしは中学生に戻ったみたいな錯覚に陥った。中学生のわたしが、類斗に手を引かれる。向かった教室は、3年2組だった。


 奇跡的に4人が一緒のクラスになれた思い出の教室。そこにはラグやブランケットおしゃれなキャンドルが置かれていて、窓には布も貼り付けてある。あれ? ってなった。


「実はまた準備してた」

「すごい……ありがとう……」

「掃除もしといたから」

「さすが類斗」


 そして抱きしめられる、優しくだけど力強く。


「この間の返事聞かせて……?」

「返事……?」


 返事……と言葉に出すと、すぐに思い出した公園でのこと。


「類斗……わたしをお嫁さんにして?」

「よかった……」


 笑って見つめ合い、キスをする。


 どんどんと深くなる。類斗とのキスは本当に気持ちよくて、夢中になる。郁ちゃんのことでもやもやしたりもあったし、なんなら今奥さんもいるけどどうでもいいやって思えた。


 大好きで愛おしい……。


 もっともっと一緒になりたい……。


 類斗がわたしの服を脱がす……。ハラハラと落ちていくワンピース。


「綺麗……」


 下着姿のわたしを覆い被すように抱きしめて包み込んでくれる。そして、類斗もゆっくりとシャツやズボンを脱ぐ。


 ラグの上に倒されて、ブラジャーやパンツも優しく剥がされる。それから、また深いキスをして見つめ合う。類斗の唇がわたしの首を伝う。そして、乳首を優しく吸われて、わたしは声が出る。そして舌が下に移動していき、大きく脚をぐいっと開かされる。


 くちゅくちゅ……


 やらしい音が教室に響く。


「はあ……んん」


 わたしの口元から声が漏れ出る。どうしてわかるのってぐらいに類斗はきちんとわたしの感じるところを知っている。


「無理ごめん……我慢できひん……」


 類斗の性器が勢いよく、わたしの中に入る。


「ああ、やばいゆりの中。すげえ……」

「る……あっ……類斗……」


 こんな場所で繋がってるなんて恥ずかしいけど、嬉しい気持ちの方が優ってるからわたしは本当に頭が変なのかもしれない。


 わたしたちはぎゅっと抱き合う。類斗の動きが激しくなる。


「やばい……イク……」

「わたしも」


 キスしながら、わたしたちは同時にイった。


 わたしの中にきっちりと類斗の精液が流れ込んでいく……。


「ごめん……ゆり……」

「大丈夫、大丈夫」


 そのまま、わたしは類斗の頭を撫でて抱きしめた。


 これでいい、このままでいい。

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