第60話
ワンスに教えてもらった通り、商業ギルドの近くに不動産屋があった。
「いらっしゃいませ~」
店の中に入ると中は人が2、3人居た。
「すみません、家を探していて、値段は金貨1枚ぐらいで良い家ありませんか?」
「そうですね、金貨1枚だと大体この辺の家等ですね」
と不動産屋の定員さんはこの町の地図を出し、僕達に見せながら言った。
「あっ、後、風呂付の家とかってありますか?」
「お風呂ですか、風呂付となりますと金額も高くなりますが」
「えっと、大体どのくらいでしょうか・・・」
「そうですね、金貨2枚以上は必要ですね」
「2枚ですか・・・」
2枚だと、今持っているお金のほとんどを使ってしまう。
「あの、出来るだけ安くて風呂付の家とかってありませんよね?・・・」
「そうですね~———あっ、ありましたありました1件だけ金貨1枚の家ですが」
「ほっ、本当ですか」
「ええ、ですが、多少問題がありまして・・」
「問題って何ですか?」
「出るんですよ・・」
「で、出るって・・・」
「幽霊が出るんですよその家は」
「ゆ、幽霊ですか?・・」
「ええ、その家は昔貴族様の家だったんですが、1人の魔術師を手綱を握ろうとして、その貴族は魔術師を拘束し命令を聞かないと言って、魔術師を殺してしまったんです。その後その家は魔術師の霊が取りつくようになったんです」
「そうなんですか、それじゃその家僕が買いますよ」
「えっ?あ、あの今の話聞いてましたか?」
「ええ、幽霊でしょう、大丈夫ですよ僕そういうのは強い方ですし」
「そういう方は今までも居たんですが・・・まぁいいでしょう、それでは手続きを開始しますので少々お時間を貰いますよ」
「はい」
と言って家の手続きを始めた。




