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メカヲタ転生して守護竜になる ~兵器の性能差が勝敗を分かつ絶対条件だと教えてやる!~新装版!  作者: ななよん


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第三話 メカヲタ 本を読む

挿絵(By みてみん)

メルフィーナに抱かれてやって来たのはどうやら彼女の私室の様だ。後ろから着いて来ていた騎士達も部屋の前で待機している様だが中までは入ってこない。


代わりに部屋付きのメイドが室内で待機していた。

メルフィーナ王女は見た感じで16、7歳。

ブロンドヘアの美少女といった風貌だ。

栄養が足りてないのか、やや細い印象を受けるがそれでも不健康には見えなかった。


部屋は少女の部屋と言うより書斎と言った方が納得いく内装だった。


彼女が普段勤勉である事の現れだろう。


向かって正面の壁には大きな地図がかけられておりこの島なのか大陸なのかは分からないがいくつかの国名が記されている。

挿絵(By みてみん)

地図の前にある大きな机の上に降ろされた僕は地図をじっと眺めていた。


その様子を見たメルフィーナが各国の位置関係と特徴を説明してくれた。


ハルトアイゼン(ドワーフ王国)

位置:北西


国民性:諦めない鉄の職人気質、浪漫に命を賭ける熱血、寡黙だが認めた相手に全力、鉄の哲学で人生を語る


地形:地上に堂々たる鋼鉄の城塞都市、地下は採掘場と工房


産業:鉱業・鍛冶・兵器開発、世界最高品質の技術


軍事:旧式大砲あり、神聖国との小競り合いで実戦経験豊富、一度も征服されたことがない


特徴:技術的中立地帯、誰とでも取引するが誰にも屈しない精神の職人大国。


個人的には是非仲良くしたいタイプの国と言えるだろう。


神聖国ゴッテスベフェール

位置:南西


国民性:女神信仰に基づく誠実で真面目な民族、善良だが洗脳に気づきにくい


支配構造:神殿権力が王権より強い


敵対理由:神殿が支持する女神信仰に対し、竜信仰を邪教とする為完全に敵対している。


軍事:大規模な神官騎士団


特徴:勇者召喚システムを持つ正義の国


個人的には宗教が絡むと色々複雑なので面倒だなという印象。勇者とか居るんだ。



フィーンライヒ(妖精・エルフ王国)

位置:北東


国民性:超長期視点、古代種族としての誇り、慎重な策謀家気質、表は中立だが全方位に手を伸ばす


支配構造:長命種だけあって基本構造が1000年単位で変化がない。各部族の族長が集まりその上に王族が君臨している様だが露出が少なく直接の国交も少ない


軍事:基本的には謎。ただ世界で唯一精霊魔法と呼ばれる魔術を使用する。


特徴:数千年の歴史を持つ古代種族、高度な魔法文明があるらしいが情報が極端に少ない国だ。


個人的には真面目そうだし頭硬そうだなぁと勝手なイメージを持った。




南東国家連邦

位置:南東


国民性:損得だけで動く、感情より計算、逆説的に世界を最も正確に見てる


構造:複数の商業国家・獣人国家の連合体、流通を支配することで発言力を持つ


軍事:獣人やヒューマン種の傭兵や冒険者多数おり寝床にしている事から常に万単位の傭兵団が居ると思われる。


特徴:流通の要、誰とでも取引する。敵対した国家ともこの国を通じて取引をする事もあるそうだ。


個人的には商人の国、傭兵国といったイメージだが交渉は可能だと思えた。


そして最後に我らがドラグロード王国だが...


ドラグロード王国


位置:大陸中央、ドラグロード山脈に囲まれた小国


地形:国土6割が山岳地帯、難攻不落、第二都市ドラグナートあり


国民性:質素で素朴、竜への強い憧れと信頼と依存心


産業:竜信仰総本山としてのお布施収入、鉱物採掘、連邦との交易でどうにか成り立っている


軍事:1000人規模の騎士団


特徴:竜信仰と守護竜契約、そして天然の要塞であるドラグロード山脈のお陰で辛うじて成り立っている小国。全方位を大国に囲まれた土地で人口も少ない。

国土面積は他国の1割程度。


...正直、完全に詰んでるんだよなぁ。


本を読んだりメルフィーナやメイドさんの話を聞くに昔はもっと国土が広かったそうなんだが。

この守護竜契約のシステムには大きな欠点がある。

守護竜に危険が及ぶと始祖竜がドラゴン軍団を引き連れて助けに来るらしいが、その条件じゃ守れる範囲が狭すぎる。


頼みの鉱石資源も足元見られて安く買い叩かれている様だしドラグロード王は立派だが王族だけ凄くても限りがある。


騎士団の装備と実力は後で確認するとして、先ずは自分が始祖竜応援トリガー以外に現状で何が出来るかだ。


この体型からして肉弾戦は無理だろう、ブレスは吐けるかもしれないが弱そうだ。


となると自ずと属性に焦点を当てた魔法が候補に上がってくる。

幸いメルフィーナの蔵書の中に魔法関連の本も有るようだから、優先的に読んでみよう。


しかしこの身体、小さいが脳みその性能が桁違いだ。


今の所読んでいて分からない事がない。

前世の記憶があってもこの脳みそが無かったらこうまで理解力が高くはならなかっただろう。

実際僕は前世でそれなりの知性はあったが、天才と言う程じゃ無かった。


魔法に関する書物も全く問題なく理解できる。お陰で本を読むのが無性に楽しい。


だがこの身体の限界は突然やって来た。

僕は身の危険を感じメルフィーナ達に急ぎ何か書く物を用意して貰った。


彼女達が用意してくれたのは小型の黒板とチョークだった。

こちらの世界では子供から大人までこの黒板とチョークを使って勉強したりする様だ。

取り急ぎ僕は黒板に大事な一言を書きなぐり見せた。


そう、「お腹減った」である。

いつもは騒がしいしっぽもグッタリとしていた。



読んで頂きありがとうございました!


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(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク

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