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第86話 スター・シティ

未熟ながら精進して参りますのでよろしくお願い致します!

感想・レビューお待ちしております!

 ピカピカ!!


「よし!! 綺麗になった!!」


「グフ!!」


 大砲君(たいほうくん)の体が光を放ち始めた。


「……」


大砲君(たいほうくん)…」


「ぐすっ…」


「達者でな!!」


 シンは涙を流し始めた。


「グフ!!」


 大砲君(たいほうくん)の体から、光が消えていった。


「だっ… だいぼうぐん!!」


 シンは膝から崩れ落ちた。


 ポンッ…


「シン…」


「アッ… アリザざん!!」


「仕方ないさ… 出会いもあれば別れもある…」


「……」


「ぐすっ…」


「わだじだっで!! みんなどもっどいっじょにいだがっだ!!」


「アリザざん!!」


「ジン!!」


 シンとアリサは涙を流し抱き合った。


「アノフタリナニシテルンダ…?」


「……」


「ボクモ… イツカハ…」



 アリサ達はピエロを守護人(ディフェンダー)に引き渡すと、命を与えた物達の要望を聞いていた。


 ー数分後ー


「何とお礼を申し上げればよいのやら…」


「ハハハ!! いいってことよ!!(俺はあんまり活躍してないけど…)」


「それじゃ!!」


 シン達はサーカスを後にした。


「いやー… 本当に迷惑な奴でしたね…」


「ほんとだよ…」


「何でも、サーカスの人から聞いたんだけど…」


「この町に来る途中でクソピエロが何回も頼み込んで来たから、仕方なく一緒に旅をしてたらしいんだけど…」


「まさか… あんな奴だったとは…」


「とんだ災難だったって言ってたよ…」


 アリサ達は町の広場の中心に着いた。



「……」


「改めて見ても、本当に酷い有様だな…」


「元の町並みに戻るには一体いつになるのやら…」


「確かに…」


「けど…」



「レディースアンドジェントルメン!!」



 町中のパフォーマー達が広場に集まり、沢山の観光客が見物に来だした。



「ここはエンターテイメントの町…」



「スター・シティ…」



「沢山の星達が…」



()()()()()()()()()()()()()()()()…」



「復興に時間はかかっても… 必ず成し遂げてくれるさ…」



「……」


「フフッ…」


「それも… そうですね!!」


「シン…」


「実は… 急遽この町を出発することになったんだ…」


「短い間だったけど… 会えてよかった…」


「アリサさん… 俺もです…」


 グッ…


 シンとアリサはその場で握手した。


「シン…」


「コブントシテハマダマダミジュク… マタ、キタエナオシテヤロウ…」


「アーサー…(こいつの言っていることがイマイチ理解できん…)」


「それじゃ!!」


「またどこかで!!」


 シン達は広場で解散した。


 ーシン達が宿泊するホテルの前ー


「どどど… どうしよ…」


「今日、一銭も稼いでないぞ…」


「2人に顔向けできない…」


「ハァ…」


「今日はもう早く寝て… 明日から頑張るか…」


「ただいまー…」


「あっ… シンおかえり!!」


「……」


 あれっ… マックス… いつもと同じスニーカーだ…


「マックス… それ…」


「……」


「実はあのスニーカー売ったんだよね…」


「えっ!?」


「一体どうして!?」


「あんなに大切にしてたのに!?」


「……」


「今朝… この町で事件があったのは知ってるよね…?」


「そこで、めちゃくちゃになった町を見て、少しでも復興の手伝いになればと思って…」


「マックス…」


「ただいまー…」


「凛!! おかえり!!」


「ふぅ…」


「あれっ… そのビニール袋どうしたの!?」


「あー… これ…?」


「安かったから化粧水とか買って来たの…」


「えっ… 今日はサロンに行って来なかったの…?」


「うん…」


「稼いだお金は全部寄付してきた…」


「自分のために使うよりも… 誰かのために使った方が気持ちがいいでしょ!!」


「それに… 最近の化粧水とかってすごいんだよ…」


「安いけど質はしっかりしてるし…(プチプラでも十分だよ!!)」


「まぁ… 私の美貌だったらこんな物… 元から必要ないんだけどね!!」


「凛…」


 ガッ!!!!


 シンは強引に腕を2人の方に回して肩を組んだ。


「お前ら… 本当に…」



()()()!!!!」



「本当に仲間になってよかった!!」


「シン… 痛い…」


「ちょっと!! 髪が引っかかるんだけど!!」


「ハハハ!! 絶対に腕を離さないぞ!!」


 シンは翌日から死に物狂いに客引きをし、2人のパフォーマンスを盛り上げた。稼いだチップのほとんどは町の復興の為、寄付した。



「あーあ… もっとこの町で過ごしたかったなぁー…」


「シカタナイサ… セイフカラノメイレイナンダロ…」


「ほんと… あいつらも急だよな…」



08(ゼロエイト)だか、何だか知らないけど…」



「数日後に行われる対策会議に参加しろだって…」



「私のプライベートも考えろっつーの!!」


「チナミニ… コンカイノテキハドンナヤツナノ?」


「……」


「詳しくはまだ聞いてないんだけど…」


「名前は…」



()()()()()()()()()…」



「女の人らしいんだ…」


「何でも… ある廃遊園地を根城にしているらしい…」


「ヘー…」


「ソノヒトハナニヲシタノ?」


「……」



()()()()…」



「あー… 憂鬱だなー…」



「こんなんだったら、()()()なんてなるんじゃなかったよ…」



「マァ… マァ…」


「アリサハツヨインダ… コレハチカラヲモッタニンゲンノシュクメイダヨ…」


「……」


「よし!! 決めた!!」


「これが終わったら…」


「いつもの倍はギャラを要求してやる!!」


「ホント、ニンゲンッテタイヘンナイキモノナンダネ…」


 第86話 FIN

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