我ら㈱四葉工務店.設計部2
〈何食べようか〉
「高城さんは何がいいですか?」
〈…〉
考えてる…
〈魚、好き?〉
「はい」
〈ん、出発するね〉
「お願いします」
着いたみたい
回転寿司だぁー!でも、ちょっと贅沢そうなお店…
〈ん〉
手を出せってことかな?
「はい」
手を引かれてお店に入る
通されたテーブルに座って、お茶を用意した
〈好きなの頼んで〉
「あ、はい!」
〈…さっき〉
「ん?何ですか?」
〈メニュー見てたとき、ごめん〉
「気にしてたんですか?」
〈あの後、中根と席代わるんだもん
嫌われたと思ったよ〉
「私が嫌われたと思ったから…」
〈…いい匂い、したから…〉
「え?」
〈人とぶつかりそうになったときに、抱き寄せた時に…いい匂いしたの、想い出して…照れた ごめん〉
「…恥ずかしいです…」
〈あ…ごめん〉
「いえいえ…こうして、言葉にしてくれたら安心しますから ありがとうございます」
〈…〉
"君も言葉にして"
「何をですか?」
"僕は、君が好きだって言ったじゃないか"
「…!」
"私も…好きです"
〈…!!〉
"本当?"
"はい"
"嬉しい"
思わずスマホを抱きしめてしまった
"後で僕のことも、そうして?"
"はい"
〈ふっ…〉
「ふふ…」
その後、高城さんが選んだお寿司がたくさん来て
全部おいしかったぁ…
ほっぺが落ちたと思う…
「すみません…お金…ありがとうございます」
〈来たかったんだ 気に入ったなら、また来よう〉
「はい!次は私が…」
〈気にしなくていい〉
「あ!じゃあ…何か飲みましょう?スタボありますし」
〈うん ドライブスルーでいい?〉
「はい!」
お財布は準備できてる!
…のに、ピッとスマホ決済の音が聞こえる
「あぁっ!高城さん!」
〈ふっ〉
「お礼がしたかったのに…」
〈…一緒にいられるだけでいいんだ〉
「…!あ、ありがとう…ございます」
〈ん 送る〉
「はい、お願いします」
その後、家まで送ってくれた
お見送りして車が小さくなっていくのが、
寂しかったけど
明日も仕事だし…
今日は早く寝て、明日も頑張ろう
"今日はありがとうございました
ごちそうさまです!"
Rileもしたし、お風呂入ってこよーっと
【高城point of view】
……………まだ心臓の動きが速い
まさか、うちに来たのが塩見さんだったなんて
彼女は僕のことを覚えてなかったけど
僕は前から知ってたから
たまに書類を届けてくれたり
総務に顔出した時に何回か話してる
目と手が綺麗で…一目惚れだったと思う
だから、彼女が僕の案を選んでくれたことも
車でとなりに座ってくれたことも
買い出しでペアになれたことも
ファミレスでもとなりになれたことも
全部、全部嬉しかったのに
素直に言葉にできなくて
はぁ…嫌われたわけじゃなくて本当に良かった
それどころか、好きなんて言ってもらえた
彼女は僕のどこが良かったんだろう
口下手だし、真顔だし、良いところなんて見当たらないけど
あぁ…手が綺麗で
いつまでも手を繋いでいたかったけど…
会社ではさすがに…って思ってたけど…
情シスの田口のやつ…
塩見さんのことナンパしてたから
思わず手を引っ張って車まで連れてきてしまった
もう、恥ずかしいとか誂われるとかそんなことどうでも良かった
この子は僕の大事な人だって
会社中の男たちに牽制したかった
まだ付き合ってるわけでもないのに
でも、さっき言葉にしてくれた
"私も…好きです"
Rileの画面のこの文字を親指で触れる
愛おしいという気持ちが溢れてきそうで
彼女が見送ってくれたそばで車を止めて
まだ、そこにいた
バックミラーに見えていた…
彼女がずっと見送ってくれてるのを
はぁ…
どうにかなりそうだ…
明日から…大丈夫だろうか 不安だ…
"今日はありがとうございました
ごちそうさまです!"
彼女からのRile
開きっぱなしにしてたから、すぐに既読がついてしまったかもしれない
変に思われてないだろうか…
"どういたしまして こちらこそありがとう
また明日ね おやすみ"
はぁ…僕も帰らないと
家に着くと、Rileが来ていた
"お風呂に入っていました!遅くなってごめんなさい おやすみなさい"
…風、呂………勘弁してくれ…
スタンプを返して、僕も風呂に入ろう
落ち着け…はぁ…
早めに目が覚めたから、早めに事務所に来た
…早く会いたくて
〔あれ、高城君早いね 塩見さんならまだだよ〕
〈…まだ何も言ってませんけど〉
〔分かるよ 顔に書いてある〕
〈…〉
〔付き合ってるんでしょ?〕
あれ…そういえば…付き合ってほしいとまでは…まだ伝えていなかった…
〈…いえ〉
〔なーんだ 昨日帰りが遅かったから付き合い始めたのかと思ってたよ〕
〈…〉
〔あ、そういえば昨日の書類読んだか?講習会の〕
〈はい〉
〔よーし さて、あとは許可がいつ出るかだな〕
ブツブツ言いながら部長が部屋を出ていった
〔おー塩見さん、おはよう〕
!!来た…
「部長、おはようございます」
彼女が入ってくる
〈お、おはよう〉
「おはようございます…」
あれ…元気ないな
〈どうしたの…〉
《おっはよーう!》
〚おはよー〛
「おはようございます」
《今日は何やんのー?》
〚許可、出たのかなー?〛
三人で話し出してしまった
[おはようございまーす 高城さん、部長が呼んでますよ]
〈え、あ、うん どこ〉
〔倉庫っす〕
〈ん〉
倉庫か…
〈部長?〉
〔やぁ、悪いね これ、飾るやつなんだけどさ〕
〈はい〉
そのあと15分くらいで話しは終わったから
事務所に戻った
《へぇー?じゃあ絵梨花ちゃん、好きなやついるんだ》
…っ ドアノブに手をかけようとしたら
そんな会話が聞こえてきた
「…はい えーっと…たぶん、でも、その…こういう話しをすることもきっと嫌がるんじゃないかなって…」
《…へぇー!》
〚…あっ〛
…
〚誰かは言わなくていいから!その人のこと、どのくらい好きなの?〛
「すっごく好きなんです…」
《おーおー!すっごくかぁー…やるじゃねぇーか!
なぁ?高城!》
〈っ〉
「えっ!?」
〚あーあー バカ…〛
僕がここにいるのを知られていたようだ
彼女が真っ赤な顔をして俯いている
〈…悪趣味だぞ 二人とも〉
〚だってさー…〛
《お前がわかりやすすぎるからいけないんだろー》
〈塩見さん、ごめんね〉
「い、いえっ…」
声が裏返ってる…
〈この人は僕の大事な人なんだ あんまりいじめないでくれ〉
「た、高城さん…」
〚おおぉー〛
《いいなー俺もそういうこと言いてぇーなー》
〚…さてと ちょっと飲み物買ってこよ〛
《俺もー》
わかりやすく二人が出てった
〈どうしたの 朝、元気なかった〉
「あの…私たちって…付き合ってないんですか…?」
〈え!?〉
聞いてたのか…
〈いや、あれは…僕はまだ付き合ってくれって伝えていないなって思っただけで…〉
「…あれ?」
〈…伝えた記憶はないよ〉
「…!」
〈…付き合って…くれる?〉
「はいっ!!」
〈ん…ごめんね 不安にさせたね〉
「ごめんなさい…何かあるときは、高城さんにちゃんと確認します」
〈そうしてくれると助かる 一人で悩まないで〉
「…はい ありがとうございます!」
【葵point of view】
〚…はぁ〛
《なーにしけた面してんだよ》"ピッ"
〚あぁっ!あたし炭酸飲みたかったのにっ!〛
《やりぃ!…なーんて、嘘だよ ほら》
哲平が小銭を入れる
〚…〛
飲み物を取って、屋上に向かう
つらいときはここで炭酸を飲むのがあたしの習慣になってる
〚ついてくんな〛
《なんでよ》
〚…〛
《なぁー葵》
〚なに?〛
《俺と付き合わねぇ?》
〚ぶっ…ごほっ、ごほっ…ちょ、なにっ!?〛
《おい、大丈夫かよ…》
〚だ、大丈夫だけど…なんなの?からかってんの?〛
《お前さぁ…
俺の一世一代の告白を冗談にすんじゃねーよ》
〚…うそ…〛
《…本気で言ってる 付き合え》
〚…うん…〛
《全然言ってきてくんねーんだもんなー》
〚…あたしのことなんて何とも思ってないって思ってたから〛
《そんなわけないだろーお前とだけだっただろ
こうして二人っきりで一緒にいる女は》
〚…そうかも〛
《鈍感》
〚バカ〛
《悪口かよ》
〚好きよ〛
《…あーあ なんでこんな女好きになっちゃったんだろーな 俺はー》
〚…バカ…〛
《…》
哲平に、こうして頭を撫でられるのが好き
《葵、そろそろ事務所戻んぞ》
名前を呼ばれるのも好き
〚はーい〛
《ほら》
段差がある時に腕を引いてくれるのが好き
〚うん!〛
これからもずっと好きだよ
〔この部屋、こんなに暑かったかー?カップル二組は勘弁してほしいぞ〕
《部長ー中根が可哀想っすよ!》
[ツッコミやめてください…]
〚中根、誰かいないのー!?〛
[仕事覚えるのにいっぱいいっぱいですよ!]
《俺らもそんな頃があったよなー…》
〚懐かしいー…〛
〔暇すぎだろ、お前ら…あ、電話だ…
はい!こちら設計…はい…あぁ、わかりました!
はい!では今から行きます〕
《なんすか?》
〔許可が下りたぞ〕
「よかったですね!」
〔資料取りに行ってくる 中根行くぞ!〕
[はい!]
《俺たちはー?》
〔待機!〕
「はーい」/〚はーい〛
忙しくなりそー…
でも哲平がいるし!
頑張って売上1位取れたら…その時は…
やる気充分!暑くても頑張れそう!
そこからは忙しくてどんどん日にちが過ぎていった
哲平たちがコンロを借りに行ったり、
料理の材料や飲み物の注文でしょ?
お菓子やアイス、冷蔵庫の他にもアイス用の冷凍庫も準備してさー
それが終わって落ち着いたー!って思ってたら、
テーブルクロスとか食器・カトラリーも届いて
てんてこまいだったよー
内装が完璧に仕上がったのは祭りの3日前だったの
〚疲れたぁぁぁぁ!〛
《ふーっ、ギリギリってとこだな》
〔お疲れさん 1回調理してみないとな〕
《よく考えたらここで調理すんの暑そうだよな
冷風扇もう少し増やせないっすか?》
「倉庫にはもう何も置いてないので持ってきましょうか」
〈僕が行く〉
「では、一緒に行きますね!」
〈ん〉
二人は倉庫に向かっていった
扉が閉まる間際に手ーつないだの見えてたからね!
あの2人もうまくいってるみたい…
よかったっ!
〚高城、よく笑うようになったね 愛の力かな〛
《ほんとほんと 口数も増えてきたしな》
〚あたしたちも2人が帰ってくる前に作る準備!〛
《はいよ》
〚っていうか料理出来るんだね?意外ー〛
《どう見ても作れなさそうだもんなー俺》
〚…モテちゃうかな〛
《…ばーか》
〚なによー!〛
《例えモテたとしてもさ
俺、葵にしか興味ねぇの》
《哲平…》
〚ま、モテねぇから安心しろよ!〛
《安心させてよ…》
〚んー?なんか言ったか?〛
《…なんでもなーい!》
絶対に売上1位取って、ちゃんと伝えるんだ…
安心したいもん…
みんなが帰ってくるまでに用意してあった食材を切り分ける
当日の朝はちょっと大変そうだけど…
なんか新婚さんみたい!!
「ただいま帰りましたー!」
〚おかえりー!〛
〈2台持ってきた どこに置けばいい?〉
《導線がこうだから…こっちだな》
〈はいよっと…〉
〚お疲れー2人とも〛
「ありがとうございます!」
〈ん〉
そのうち、部長たちも帰ってきて
いざ調理!
ねぇ…やだ!
カッコ良すぎ!!
絶対キャーキャー言われるやつじゃん!!!
食事エリアから、丸見えだし…
【塩見point of view】
野崎さんも高城さんも中根さんも…みんなテキパキと調理している
ハチマキ姿かっこいい…
高城さん、似合う…
《おーし!出来たぞ!》
「わぁー!」/〚お腹すいたー!〛
「…おいしーっ!」
〈…うま〉
〚これやばいよ、哲平!〛
《…あちっ、ちょっと置いといて 冷ましてから食うわ》
〚もう!ふーふーしてあげる〛
《おまえっ…》
〚…はい、あーん〛
《おい!…あ、うめぇじゃん!》
〔…冷風扇3個くらい増やさないと倒れそうだな〕
[うらやましいっす]
〈…〉
「ん?」
Rile?
"僕も後でやって欲しい"
ふふ…高城さんってば…
"はい!食事するの楽しみにしてますね!"
〈…〉
少しはにかみながら食べてる高城さんが可愛らしくて… あーやっぱり好きだなぁ
食べ終わった私たちは、洗い物をしながら
最終チェックをして 定時で上がった
〈おまたせ〉
「お疲れさまです!」
〈お疲れ 行こっか〉
「はい!」
2人で食事に行くのも慣れてきた
付き合って3週間経つんだ…
早いなぁ…毎日楽しくて…あっという間だったもの
〈どうしたの?〉
「あ…早いなって 3週間経ちましたね」
〈うん 仕事に行くのが楽しくなったよ〉
「私もです!」
〈祭りが終わっても…そばにいてくれる?〉
「もちろんです!そばにいてくださいね」
〈ん〉
「あれ?このお店…」
〈また来ようって約束したから〉
「うれしいですけど、ふーふー…出来ないですね」
〈あっ!…それは次のお楽しみにしよう〉
「はい!」
あの時連れてきてくれた回転寿司
また来ようって言ってくれたことを覚えててくれてた事がうれしかった
〈そういえばさ…〉
「はい」
〈どうして僕のこと、好きって思ってくれたの?〉
「最初に好きだなって思ったのは、車でとなりにいる時に落ち着くって思った時だと思います」
〈落ち着く?〉
「はい…車の中ではすごく落ち着いたのに
レストランで、席を代わった時…
みなさんと話しもしていて楽しかったですけど…
でも、高城さんがとなりにいなくて
なんでだか落ち着かなくて…」
〈…あの時、野崎が君の飲み物に口つけたのを見てさ …たぶん、すごい顔をしてたと思う
妬きもちとかいうレベルでないくらい
イライラしてさ〉
「そう、だったんですね」
〈あの時、もうこいつのとなりに座らせるなんて
耐えられないって…無理やり、席を移動させたんだ
ごめん〉
「あ!いえいえ…あれは…うれしくて、その…」
〈!そうか…〉
二人ではにかみながら俯いていたら、
頼んでいたお寿司が運ばれてきて
店員さんが申し訳なさそうに配膳してくれて
少し気まずかった
またごちそうになってしまって…
今度は絶対に私が…!
〈また明日ね〉
「ありがとうございます!気をつけて…」
この時間は、少し切ない
車が小さくなってしまう…
明日もお仕事!頑張らなきゃ!
ーーそして、ついにお祭り当日!
いいお天気でよかったぁ
調理場は大変そうだけど…
建築部が大繁盛だけど、たくさん遊んで疲れた人たちがうちのお店で休んでいってくれて
お客さんがたくさん…途切れることなく来てくれた
2日目はお料理も夕方には完売して…
本部の人たちも手伝ってくれて途中で買い出しに
行って足したのに、すごい勢いで売れてしまった…
飲み物だけは切らさないようにして
お子さんたちや、おじいちゃんおばあちゃんたちに
配って歩いた
休憩もそこそこに、2日間精一杯頑張ったなぁ
みんな、疲れてはいるけど
これはいい疲れだったと思う
最初は不安だったけど、本当に楽しかった…
〔いやー無事に終わったな〕
「お疲れさまでした!みなさん」
[冷たいお茶持ってきましたよ!みなさん!]
「すみません!ありがとうございます!」
《お疲れー!あぁーっ!さすがに疲れたな
中根、サンキュー》
〈ん ありがとう〉
[いえいえ!]
〚中根、お疲れーありがと!
在庫も残らなかったし何事も無く済んで
よかったねーえりちゃん!〛
「うん!楽しかったぁー あっ、葵ちゃん!
チョコアイスまだあるよ?」
〚食べる食べる!〛
〔女の子たちは可愛くていいなぁ〕
《食いすぎんなよー?葵》
〈…塩見さんも〉
「はーい!」
〚わかってるわよぉ〛
余ったアイスを食べながら、結果発表を待つ
あっ、そろそろ結果発表の時間
{あーっあーっ、コホン
四葉工務店、社長の双葉です
本日は、我々の催した祭りに来てくださりありがとうございます!
こんなにたくさんの人が来てくれるとは思ってもみなかったので、我ら社員一同喜んでおります!
これからも地域貢献の一端を担えるよう、頑張ってまいります!
さて!我々は各部署対抗で売上を競っておりました
集計が終わりましたので、しばしお付き合いください
さぁ、社員諸君!1位から発表するよ
1位は…………建築部!}
『よっしゃー!!!!』
{2位は………設計部!}
『あーーー!惜しいっ!』
{3位は………………………
ありがとうございました!
これも皆様方がいらしてくれたお陰様であります
最後に、我々から地域の皆様に、
サプライズを用意してございます
こちらも、お楽しみください…
用意はいいかな?うん、では参ります
3 2 1 GO!}
"ヒューーーッ、ドーーーン…"
"パチパチ…"
「すごぉい…」
〈うおっ…これは…すごいな〉
2人で手をつないで 花火を見上げた
「高城さん、見てみて!」
〈ん ねぇ、そろそろ名前で呼んで…絵梨花〉
「!!!…は、はじめ…さん」
〈ん…綺麗だ〉
私のことをジッと見つめてそんな事言うから…
私のことって勘違いしちゃいそう
「…」
〈…〉
ふいっと下を向くと、創さんがスマホを触っている
"花火のことじゃない
そんなに見つめられたら照れるだろう?"
ふふ…
「創さん」
〈ん?〉
「…」
〈!〉
ドーーンと大きな花火が上がって
みんながそちらを見ているとき、
私たちは…初めてのキスをした
【葵point of view】
〚うわぁー…綺麗…〛
《すっげぇ!…》
〚ね、哲平!すごいねー…ってどうかした?〛
《いや…可愛いな、って思ってよ…》
〚!!!〛
顔が熱くなるのがわかる…
〚あ、あのね…哲平〛
《なんだよ》
〚1位になったら…って決めてたことがあったんだけど…なれなかったけど…それでも、伝えていい?〛
《惜しかったよなーなんだ?》
〚あたし…哲平と、その一緒に…住み《待った!!》
〚え?〛
《そういうのは男の俺から言いてぇの!》
〚哲平…〛
《今日からな?俺んち来いよ》
〚…うんっ!!大好きっ!〛
《おまえっ…声でけぇ…っ》
〚ふふ〛
花火なんて今はどうでもよくなっちゃった
コアラみたいに抱きついて
困らせてやろうなんて思ってたのに…
逆に全然離してくれなくて…
みんなに見られちゃって…こっちが照れるよ!!
もう…っ!
でも…大好きだよ…!
タイトル〘熱い夏〙
Fin…
こちらの記事はnote様で同一名義にて投稿しております。
再編集して投稿しております。




