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我ら㈱四葉工務店シリーズ  作者: おしるこ


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3/10

我ら㈱四葉工務店.建築部2

会社に着くと、辻村さんがボスと一緒にいて

わたしたちを見たはずなのに

ふいっと中に入って行ってしまって


「あれ」

〚ん?どうかした?〛

「あ、いえ…あ!!持ちます!」

〚大丈夫だよ ボスに報告お願いね〛

「はーい!」


「ボスー!ただいま帰りました」

〔おかえり どうだった?〕

「無事に買い物終わりました!あ、辻村さんに用事ってなんだったんですか?」

〔え?何のこと?〕

「え?えっと…辻村さん、途中で帰っちゃったんです ボスに呼ばれたって」

〔…あ、それなら俺じゃなくてあっちかな〕

指さした方には、綺麗な女の人がいて

「どなたです?」

〔あれ?会ったことない?リフォ部の深山ちゃん〕

「そうなんですね…」

〔…それで?夏木とはどう?〕

「?夏木さんですか?優しかったです!」

〔そうかそうか 後で今野たちのとこにも顔出してやってね もう帰ってきてるから〕

「はい!行ってきますね」


深山さん、綺麗な人…仕事のお話しだったのかな

付き合ってる、とか…?

仲良さそうだった…お似合いだな、なんて…


[橋本さーん!]

「あ!今野さん お疲れさまです!買い出しありがとうございます!」

[いいっすよー!倉庫に運んであります!

あ、冷風扇は辻村さんが直してくれたんすよ]

「辻村さんってそういう修理とかもできるんですか?」

[思いっきり蹴ったら動き出したらしいっす…]

「嘘でしょ…」

[倉庫行ってみてください!]

「うん!ありがとうございます!」


倉庫行ってみよう


よっと…あ、本当だ 動いてる…

涼しい…


あ、これがプールと水鉄砲ね

1回開けてみようかな


《何してる》

「わっ!!!びっくりしたー

辻村さん、お疲れさまです 1回プール開けてみようかと思って…」

《貸せ》

「あ…ありがとうございます」


辻村さんが空気を入れてくれてる


「わぁーいい感じです!ありがとうございます!」

《…はぁ、はぁ》

「あ、今飲み物持って…」

《いらねぇ じゃあな》

「辻村さん…」


行っちゃった…



〚橋本さん〛

「夏木さん!お疲れ様でした」

〚おープール開けたんだね〛

「はい 辻村さんが空気入れてくれて」

〚辻村さんは?〛

「どっか行っちゃいました」

〚そっか あ、ちょっと考えたんだけど

ボールプールとかどうかな?って〛

「あ…いいですね!後で買ってきます!」

〚俺も一緒に行くよ〛

「いいんですか!?ありがとうございます!

ボスに確認してきますね」

〚うん!行く時は教えて〛

「はい!ボスのところに行ってきます!」

「行ってらっしゃい」


ボス、事務所かなぁ


"コンコンコン"

「失礼しま…っ」

《…んだよ》

「あ…ボスを探してて…お邪魔して、ごめんなさい」




…深山さんと、いた

顔が近くて…

え…誰にでも、そんなことする人だったの…?


〔あれ?橋本さん どうしたの?〕

「ボス…」

〔え?え!?ど、どうした…こっちおいで〕

「…」


会議室に連れてこられた

〔何があった?〕

「あ…ボールプールを…買いに行きたいんです」

〔それはいいけど、違うだろう?〕

「…辻村さんが…深山さんと…」

〔…気になるんだ?〕

「…はい」

〔そっか…とりあえず買い物は夏木と行っておいで〕

「はい 行ってきます…」



【ボスpoint of view】


はぁーまったく…何してんだ、あのバカは


自分から手ー出しといて、引っ込めたんだな…

そもそも深山ちゃんはいとこじゃないか


…夏木に任せるつもりで隠しておく気か?


あーもう、手がかかるクソガキだな


〔おい、辻村…〕

《なんすか?》

〔お前、橋本さんのことどうしたいんだよ〕

《別に…》

〔橋本さん、お前と深山ちゃんのこと勘違いしてんぞ〕

《そのままでいいっすよ》

〔ったく…本当にいいんだな?夏木と"二人っきり"で買い物行ったぞ?〕

《…》

〔心配なら見てこいよ 車あるし〕

《余計な御世話っすよ 用ないなら行きますけど》

〔ふぅ…〕


あ、扉出た瞬間ダッシュで行った

ちゃーんとカギ持ってってるんだから


素直じゃないねぇ 本当に



【橋本point of view】


夏木さんとさっきのお店に

ボールプール…は、と


〚あ〛/「あっ」

手が触れちゃって…

〚ごめんごめん 俺が持っていくから〛

「あ…すみません ありがとうございます」

〚お会計してくるから、その辺で待ってて?〛

「あ、はいっ」


はぁ…びっくりした…

ドキドキしちゃうよ


あれ、こういうのもあるんだー

可愛いー


《おい》

「え?あ、辻村さん…?どうし…えっ、ちょっと」


辻村さんに引っ張られて、エレベーターに乗る

「ちょっと、辻村さん!?夏木さん置いてきちゃってますよ!」

《…いいから来い》

「ちょ、ちょっと…」

辻村さんの車に乗せられて

《シートベルト》

「は、はい…」

《…》

どこに行くんだろう…


車は会社の方には進んでいないようだった

「どこに行くんですか?」

《…》

全然話してくれない…どうして…?

《俺がお前のことを好きかどうか知りたいんだろ?》

「…それは、まぁ」

《じゃ、俺んち行くぞ》

「行きません!!」

《何でだよ 聞きたいんだろ》

「…だって…さっき…聞くの、怖いです…」

《ふーん?いいんだ》

「…」

《…ついて来い》

「…はい」


そこから、わりと近いところに辻村さんの住んでる部屋があって

その部屋に通された

《こっち》

「あの…」

《んだよ》

「ベッド、乗らなきゃだめなんですか」

《だめだろ》

「…おじゃま、します」

《…ガチガチじゃねぇかよ おもしれーなほんと》「…当たり前じゃないですか!!こういうの初めてなんですから!!…あ」

《…わりぃ、昨日のキスも初めてだったのか?》

「…そうですけど…」

《…そりゃ、順番が違って悪かったな》

「え?」

《お前が好きだ》

「辻村さん…」

《俺の女になれよ お嬢さん》

この人の目にじーって見つめられたら吸い込まれるみたいで


「…はい」



ーー気づいたら、朝になってた



「え!?ちょ、ちょっと!!辻村さん!!」

《んだよ、うるせぇな…》

「仕事!!遅れちゃいますよ!?」

《あ!?やべ、シャワー浴びて行くぞ!!》



なんとか間に合ったわたしたちは、まさに昨日と同じ服で出社することになってしまって…


〔お前らなぁ…〕

「すみませんっ!!」

《…》

〔まぁいい うまくいったんだろ ただ、連絡くらいはしてくれよ〕

《しただろ》

〔あん?〕

《…すんません》

〔Rileで橋本と早退するの一言しかないのは連絡とは言わんぞ こら!〕

《…》

「すみません!すみません!」

〔橋本さんはいいよ どーせこいつだからな

それで?今日はどういうスケジュールだ?〕

「あ、今日は…お菓子の個包装をして、

1回プールに水を入れてみようかと

昨日ボールも買ってありますし、水鉄砲もやっておきたくて」

〔わかった よーし!今日も安全に頼むぞ!〕

『っす!』


今野さんと太田さんが水を入れてくれている間に

夏木さんとわたしはお菓子を個包装用の袋に入れる作業をしていた


「あの…涼しいからってくっつかないでください

そばにいるなら手伝ってくださいよ…」

《うるせぇ》

〚…ふふ〛

まったくこの人は…手伝いもしないでわたしにひっついたまま離れてくれない


〚よし、OKだね 一応冷蔵庫に入れておこうか

暑いもんね〛

「はい!わたしも持っていきます」

《俺が行く お前はここで待ってろ》

「え!?も、もう…」

《夏木行くぞ》

〚はい〛


辻村さんたちがお菓子を持ってってる間に、個数を計算して…足りるかな…

もう少しあった方がいいかな…


こんなに大きな規模は初めてのことで

お客さんたちがどのくらい来てくれるのか予想が難しい…


本部に行って聞いてこようかな…


"本部に行ってきますね"

っと…辻村さんにRileしておいた


【総務部】


「失礼しまーす あ!部長!」

「橋本さん、どう?建築は?辻村とはうまくやってるかい?」

「え?なんで辻村さん限定なんですか?」

「あ…これ黙ってろって言われてたんだった」

「…部長ー?どういうことですかー?」

「はは…君を建築に派遣したのは、辻村からの要請でね」

「え…?」

「どーしてもって言うからさぁ 昔の指導係としては"お願い"は聞いてやりたくてね

ま、適材適所ってやつだ!それで?どうかした?」

「あ…そうでした!お祭りのお客さんの規模ってどのくらいを想定されてるんですか?」

「あー…そこなんだよなー

一応、上層部は町の人数の三分の二で計算してるんだ」

「ってことはー…3000人くらいですか?

えっ?そんなに来ます?」

「…どうなんだろうなぁ 情シスがSNSで情報発信してくれてたり、ポスターを作って町中に貼り出しているし

んーまぁ、2日間だしなぁ

増えるかもしれないよなぁ」

「それじゃあ、お菓子全然足りないなぁ…予算って、まだ使っていいんですか?」

「建築は今のところ一番使ってないぞ」

「え!?」

「あと10は使っていい」

「そんなに!?」

「目を輝かせない…使い切らなくてもいいけどな」

「はぁい じゃあ、また申請しますね!」

「うん よろしく頼むよ」

「はーい!失礼します!あっ」


ドアを出たら辻村さんがいた

「辻村さん!どうしたんですか?」

《…迎えにきた》

「ありがとうございます!」

《んだよ にやにやしやがって》

「いえいえ!なんでも!あ、そろそろお昼ですね!」

《弁当来てるぞ ボスの奢りだ 焼肉弁当だとよ》

「わぁっ!!…早く戻りましょう!」

《おい、走るな!ったく…》


【丸山point of view】


〔橋本さん…辻村を振り回してるな

やはり適材適所だったか…〕

「付き合い始めたらしいですよ?あの2人」

〔高橋くん、いつの間に来てたの…え、そうなの?〕

「今情シスにいますからね…社員の噂すごいですよ」

〔へぇーそうかそうか、あの二人がね…

なに、他にも何かあるの?〕

「えぇ…聞きます?」

〔…コーヒー淹れようか〕


【辻村point of view】


本部に行くっていうから事務所で待ってようかとも思ったんだけど

どーせ暇だから迎えに来た、んだが…

くそっ…来なきゃ良かった

本部の連中、俺のことジロジロ見やがって…

そんなに俺が本部に来るのがおかしいのかよ…


…丸山サン、あいつに余計なこと言ってねぇだろうな…遅せーなー何話してんだよ…ちっ


「はーい!失礼します!あっ」

あ、来た


せっかく迎えに来たってのに弁当のこと聞いたら

とっとと置いていきやがって…


あいつ、足速いんだよな…はぁー疲れた…

あれ…なんでドアの前なんかで待ってんだ

《何してんだ》

「遅いですよぉー待ってました!」

《もう食ってるかと思ったのに》

「一緒に食べたくて…」

《…》

「ひゃっ!?」

思わず手を引いてドアに隠れてキスしてやった

「……………!!!!」

《行くぞ》

「もうーーーー」

小声で言ってる バカ可愛いな


《ごちになりまーす》

〔うん、橋本さんもどうぞ〕

「ボスありがとうございます!いただきますっ」

《俺たちは向こうで食うぞ》

〔はいはい 休憩時間オーバーするなよ〕

《…》

「はい!ちゃんと時間には戻ってきますから!」

〔うんうん!行ってらっしゃい〕




倉庫にやってきた

「涼しいー」

《だろ?アレ、直しといたからな》

「あ!!そうだ!蹴っ飛ばしたって本当ですか!?昭和じゃないですか!あーいうのは…」

バカ野郎!俺は平成生まれだっつの…

修理がどうの、人呼ばなきゃどうの…うるせぇ

《直ったんだからいいだろーが 早く食え》

「そうだった!いただきまーすっ!

うまぁ…」

"パシャパシャパシャパシャ"

「ちょ、連写!?何撮ってるんですか!?やめてくださいよ!」

《使い慣れてねぇんだよ…間違えた》

「もしかして…パフェ撮ってるときも、わたしのことを撮ってたんですか?」

《知らね》

「もぉ…わたしも写真欲しいです」

《撮ればいいだろ 弁当、ほら》

「お弁当じゃなくて!辻村さんの写真!」

《…却下》

「なんでー!?ずるい!」

《うるせぇな…早く食えよ》


【夏木point of view】


〔まったく…あの二人は…

時間過ぎてるっていうのに…〕

〚もうちょっと待ちましょうか〛

〔ま、時間はあるしな あ、そういえば…

夏木、良かったの?橋本さん盗られちゃって〕

〚?俺彼女いますよ?〛

〔え!?てっきり橋本さん狙いだと思ってたぞ〕

〚えー?妹みたいだな、と思ってますけど…〛

〔なんだーそうか…なら良かったよ〕

〚そもそも、最初から辻村さんが牽制してましたし!〛

〔あ、わかってた?〕

〚いや、わかりやすすぎて…ちょっと気を遣いましたよ…〛

〔そりゃお疲れだったな〕

〚あ、先に進めてましょうか 水鉄砲!〛

〔よーし…あいつら呼ぶぞ 三人まとめて相手してやるから、かかってこいよ〕


ボスのこういうところ、好きなんだよね



〔はぁ、はぁ、はぁ…なんだ、もう終わりか?〕

〚はぁ、はぁ…強…〛

[俺、もう無理…]

[…づがれだ…]

〚二人とも大丈夫か!?〛

〔だらしないぞー

若いモンがこのくらいでへばっちゃって…〕


「ちょっ!みなさん!何してるんですか!?」

《あーあー…何やってんだよ》

〔やっと来たのかよ ちょっと試し打ちをね…〕

〚全く歯が立ちませんでした…〛

「わぁ!ボスかっこいいーっ!」

《あ!?》

「あっ…こ、これで水鉄砲の試し撃ちはうまくいきましたね!よかったぁ…」

《おい、俺とも勝負しろや》

「辻村さん、ちょっと…」

〔おいおい…三人倒して体力使い果たしたおじさんを相手にして勝ってもつまらんだろ

休み明けに、相手してやるぞ〕

「ボスまでー…もうー!」

《ふんっ でけぇ口叩けるのも今のうちだからな》

「あーあー…もう!子どもじゃないんですから!

それより、これ!どーするんですか!水浸しで!」

〔すみません…〕

〚掃除します…〛

「わたしもやります!楽しそうですから!」

《…お前らは休んでろ 向こうに飲み物あるから》

『っす!』

今野と太田はフラフラと事務所に向かって行った


「楽しいですねぇー

こういう男子校のノリみたいな」

《…》

〔まぁなぁ…俺たちは精神年齢低めだからな〕

〚橋本さんも入れてまたやりましょうよ〛

「はい!」

《だめに決まってんだろ!》

「えー何でですか!!」

《びしょびしょになったら、それ…透けるだろ》

「…えっち!!!」

"バシャッ"

《このっ…待てこらぁ!》

「きゃー!ボス!助けてぇっ」

〔ちょっと、ちょっと、俺を巻き込まないでくれ

疲れてんのに…〕

〚ふふ〛

「夏木さんも!

笑ってないで助けてくださ、きゃあ!」

《捕まえた!このやろう…》


"パシャ"


うまく撮れた

後で辻村さんに送ってあげようっと


【橋本point of view】


さて…なんだかんだ早かったなぁ

もう小屋も完成して屋根ができたからプールも日陰で遊べるし

余った木材で的も5ヵ所多く作れた!


楽しそうー!

お菓子も追加できたし、

あと1週間でお祭り当日かぁ


《何してんだ》

「あっ辻村さん

もうすぐお祭りだなーって思って」

《そうだな》

「売上1位目指しましょうね!」

《当たり前だ 俺たちが本気出してんだ

取れるに決まってんだろ?》

「はい!」

《明日は休みだな》

「そうですね!」

《…俺んち来るか?》

「いいんですか?」

《…おん》

「はい!」


わたしたちの恋も順調そのものである

今日も辻村さんのお部屋にお邪魔した


《なぁ》

「はい?」

《そういや、まだ言ってねぇことあんだけど》

「何ですか?」

《俺さ、この業界入ったの早いんだよ

中卒なんでな そんでも…いいか?》

「何がです?」

《…付き合うの、気にしねぇのかって聞いてんだよ》

「気にしませんよぉ」

《そか》

「というか、知ってましたし」

《へ?》

「昔、話してくれたじゃないですか

俺はまだ17だけど、そのうちでけぇ野郎になってやるからよって」

《…そんなこと話してたっけか》

「えぇ その約束も守ってくれてますもんね」

《…あっちの約束とやらは、まだ守れてねぇけどな》

「助ける、とかのやつですか?そんなシーンにならない方が平和でいいですよ」

《それもそーか》

「それにわたし、

こうして一緒にいられればそれだけでいいんです」

《可愛いこと言うじゃねぇの お嬢さん》

「その呼び方も結構好きです!ふふ」

《ふーん 俺はそろそろ名前で呼びてぇとこだけどな》

「呼んでくれますか?」

《…亜弥》

「はい 健太郎さん」

《俺の名前…よく覚えてたな》

「初恋の人ですから」

《なっ!!!!なにぃっ!?》

「気づいてました?恋したのもキスもえっちも…

健太郎さんが全部初めてなんですよ?」

《やば…》

「ひゃっ」

《今日、寝かしてやれねぇわ わりぃ…》

「ちょ、ちょっと…健太郎さんっ!?」



ーーそして、お祭り当日


「うわぁ…お客さんがいっぱいだぁ…」

《よし!てめぇら!俺たちの気合い見せてやるぞ!

えいえい、おー!》

『えいえい、おー!』


その日は朝から夕方まで

子どもたちから本気になった大人まで…

人が途切れなくて

ボスも健太郎さんも何人も大人をやっつけてて!


わたしも透けないTシャツで参戦!

子どもたちと健太郎さんに水当てたりして

楽しかったぁ


まぁ、その後追いかけられて捕まっちゃったんだけど…



2日間、大きなトラブルもおきなくて

お菓子もほんの少し余っただけで全て配り終わってよかったー!


それにしても

すごい…集客率だった…どんなかんじなんだろう…


そろそろ、結果発表の時間かな


{あーっあーっ、コホン

四葉工務店、社長の双葉です

本日は、我々の催した祭りに来てくださりありがとうございます!

こんなにたくさんの人が来てくれるとは思ってもみなかったので、我ら社員一同喜んでおります!

これからも地域貢献の一端を担えるよう、頑張ってまいります!

さて!我々は各部署対抗で売上を競っておりました

集計が終わりましたので、しばしお付き合いください


さぁ、社員諸君!1位から発表するよ

1位は…………建築部!}

『よっしゃー!!!!』

{2位は……………………………



ありがとうございました!

これも皆様方がいらしてくれたお陰様であります


最後に、我々から地域の皆様に、

サプライズを用意してございます

こちらも、お楽しみください…

用意はいいかな?うん、では参ります


3    2    1    GO!}


"ヒューーーッ、ドーーーン…"

"パチパチ…"


「綺麗…」

《すげー…》

「わたしたちにもサプライズになりましたね」

《ほんとだな あ、そうだ》

「ん?」

《こっち向けよ…笑え》

「え?」

"パシャ"

《…欲しがってたろ 写真 あとで送ってやる》

「ありがとうございます!」


そこには、花火をバックに微笑むわたしたちの姿があった


最高の想い出ができたなぁ…


「健太郎さん」

《んだよ》

「わたしのこと建築に呼んでくれたそうですね!」

《な…丸山サンか!?》

「はい!ふふ…うれしかったです!大好き!」

《…!お、俺も…》

「ふふ」

《亜弥…ほら、もっとこっち来いよ》

「はいっ!」



降りしきるスターマインを観ながら手を繋いだ




タイトル〘忘れられない約束〙


 

                     Fin…

こちらの記事はnote様で同一名義にて投稿しております。

再編集して投稿しております。

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