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「何なのよ…もう…」


 化物がウロウロしている中、脱獄囚の様な気分でくぐり抜けて建物の陰に隠れていく。建物が多いから今は何とかなっているものの、数が増えて警戒網が厚くなったら終わりだ。


「あたし…学校にいただけなのに…何でこんな目に合うの…」


 神様ってきっとより好みが激しいのだと思う。突然的に人にこんな試練をさせるなんて嫌がらせとしか思えない。


「…とにかく、また移動しなきゃ…」


 自分に言い聞かせ、また安心できる場所を探すべく震える足を動かした。


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