新しい暮らし6
「南と北の神さまの神性エネルギーは知ってますか?」
「南の国、サウタニアの南けいじは25000エネルギー。北の国、ノスタニアの北野げんごろうは12000エネルギー。しかし、エネルギーだけで全てを測ることは軽率だ。魔法は使うための効率も大切になる」
「はあ」
「さて、神さまの仕事だが基本的には3つ。国の自治を守ること、後継者の育成。そして地球の防衛だ。時には宇宙人と戦うこともある」
東條ひできが味方だと頼もしいと言ったのは地球防衛の時の話か。それなら納得もいく。
「国の自治についてだが、ウエスタニアには神さまを目指す5人の神さま見習い生という存在がいて、そいつらが国の自治をやっているわけだな。俺も非常時には駆けつけるが」
「それは神さま候補生とは違うんですか。神さま見習い生は?」
「ああ、違う。神さま候補生はある試験を合格しないと神さまを目指すスタートラインにも立てない。無事試験を合格すれば、神さま見習い生となり10年間、神さま試験への資格を得ることができる」
「なるほど」
「2つ目の後継者については毎年、元旦に神さま試験が開催される」
「あの、ひとつ質問なんですが神さまが途中で変わることってあるんですか。その死亡したりして」
「今のところそういう前例はない」
「そうですか」
りくとの脳内には他にも聞きたいことがいくつもあったが、今はやめておくことにした。
「それと君の専属妖精。君には別の面接がある。アホロゼ、頼む」
「はいは~い」
突然、その場に黒髪ロリの少女が現れた。
「あ!ロゼ先生!妖精学校ではお世話になりました!」
「まさかエリが神さま候補生の専属妖精か~。先生、感慨深いな~。あんたまだC級妖精よね?先行きが心配だわ」
「しょぼん」
「まっ、それは置いといてボクについてきて!」
ボクっ子か。なかなか萌えだな。
「わかりました」
エリとロゼは部屋の外へ出て行った。
元野良猫のサクラの夜泣きがエグイです。
今日も運動会を夜中に始めて叩き起こされました。
サクラ、トイレを無事に覚えました。




