第21.6話 ご飯
人間が生活していく上で欠かせない物、衣食住。
その中でも「食」は生命活動を行うのには必要なものだ。
中華や和食に洋食。
「食」は元の世界でも充実していた。
勿論この世界にも食文化はしっかりと存在する。
この世界に来たばかりの頃は虫をすり潰したスープが主食とか最悪だと思ってた。
初めて食べ物を見るまでゲテモノが出るんじゃないかとヒヤヒヤしたものだ。
しかし実際はパンや野菜のスープなど普通の物だった。
異世界だから元の世界とは全く違う食文化が築かれてる訳ではない。
「食」を追い求め行きついた先は、結局同じようなものだった。
どれも元の世界で見たことのあるような物ばかりだ。
違うところがあるとすれば、名前や味付けくらいだろう。
料理全体的に少し甘い味付けがされている。
塩より砂糖の方が使われているのだろう。
塩っ気のある味付けに慣れた舌では少し違和感が残る。
とはいえ、まずいわけではない。
むしろ普通に美味い。
最初は気になっていた甘さも、何度か食べているうちに慣れてきた。
今では特に何も思わない。
ただ、豆腐は絶対に塩っ気のある方が良い。
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