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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第2「ママが大好き」

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そういうキャラ⑦(終)

 ◆◆◆


 北の森は薄暗い。


 常緑の広葉樹が空を覆い、地面には年中うっすらと霧が這っている。陽光は樹冠の隙間から細い筋となって降り注ぐのみであり、真昼だというのに薄暮のような陰鬱さが森全体を包んでいた。


 アゼルとリゼットは獣道を辿って森の奥へと進んでいた。


 冒険者の言葉を信じるなら、聖女エイラはこの森のどこかにいるはずである。不死王を斃した英雄にして、天教の信仰を捨てて「黒衣の神」なる存在を崇め始めたという奇妙な人物。その人物に会わねば次の動きが決められぬとアゼルは考えていたのだが──。


「なんだか、妙な雰囲気ですね」


 リゼットが小声で呟いた。


 彼女の言う通りであった。森の奥に進むにつれ、空気が変わってきている。木々の間から微かに香の匂いが漂い、地面には踏み固められた細い道が続いていた。人の手が入っている証拠である。


 やがて二人は小さな開けた場所に出た。


 そこには粗末な木造の小屋が建っていた。


 小屋と呼ぶのも憚られるような代物である。丸太を組んで屋根を葺いただけの、およそ建築と呼ぶには程遠い構造物。しかし小屋の前には奇妙なものが立っていた。


 木像である。


 しかもド下手糞な木像であった。


 これを作った人物の美的センスは皆無らしい。


 ただ、人の形を模しているらしいことは辛うじて分かる。頭があり胴体があり手足がある。しかしそれ以上の情報を読み取ることは困難であった。顔の造形は潰れた饅頭のようであり、手足の比率は人体のそれを大きく逸脱している。腕が異様に長く、足が異様に短い。頭部に至っては胴体とほぼ同じ大きさであり、全体として見ると巨大な頭を持った奇形の小人のようである。


 そんなその木像の前で、一人の女が祈りを捧げていた。


 ◆◆◆


 銀色の髪の女であった。


 膝と額を地面に擦り付け、両手を前方に投げ出し、全身で地に伏している。東方の蛮族が神に捧げる最上級の礼拝の形式であるらしいが、この大陸では滅多に見られぬ姿勢である。


 女は全裸とさほど変わりはない。一応は布らしきものを巻き付けてはいるが、あちらこちらが擦り切れ、見えるべきでない部分が見えてしまっている。まあ一言で言ってしまえば薄汚れた乞食女だ。


 ぼそぼそと祈りの言葉が聞こえるが、その内容も何やら胡乱だ。


「……黒衣の御方よ、世界を滅ぼし再生せし少年神よ、どうか哀れな僕に慈悲を垂れ給え……」


 声は切実であった。狂気じみた熱を帯びてはいるが、その奥底にあるのは純粋な信仰心である。彼女は本気で祈っているのだ。あの下手糞な木像に向かって。


「……御身の黒き衣の裾に触れることすら叶わぬこの身なれど、どうか、どうか……」


 アゼルは困惑した。


 困惑するしかなかった。


 不死王を斃した英雄がこれである。天を仰いで神に感謝を捧げるでもなく、民衆の喝采を浴びて凱旋するでもなく、森の奥の粗末な小屋の前で下手糞な木像に向かって土下座している。これが聖女エイラの現在の姿であった。


「あの……」


 リゼットが声をかけようとした瞬間、女がぴくりと動いた。


 ゆっくりと顔を上げる。土で汚れた額、涙の跡が残る頬、そして──異様な光を宿した碧眼。


「……どなたですか」


 声は穏やかであった。


「俺はアゼル。こっちはリゼット。あんたがエイラか?」


 アゼルが率直に尋ねた。


 女はゆっくりと立ち上がり、法衣の土を払った。その所作は優雅であり、かつて高貴な教育を受けていたことを窺わせる。


「はい。私がエイラです」


 女は──エイラは静かに頷いた。


「そして黒衣の神に仕える──使徒!」


 最後の部分だけ張られた声にはやけに力が込められており、リゼットなどはかわいそうに、びくりと肩を跳ね上げている。


 そんな肩をまるで「大丈夫か」と言わんばかりにナチュラルに抱きすくめるアゼル。


 こうしてこの男は無意識のうちに女をコマしてきたのだ。


 ◆◆◆


 エイラは二人を小屋の中へと招き入れた。


 小屋の内部は外観以上に粗末であった。藁を敷いただけの床、丸太を並べただけの壁、天井から吊るされた一本の蝋燭。家具と呼べるものは木の切り株を加工した粗末な椅子が三脚あるのみである。


 しかし壁には奇妙なものが掛けられていた。


 黒い布である。


 ただの黒い布ではない。よく見ると布の表面には何かが描かれている。金糸で刺繍された紋様──それは人の姿を模していた。黒衣を纏った小さな人影。顔の部分には二つの赤い点が縫い付けられており、それが眼を表しているらしいことが辛うじて分かる。


「黒衣の神の御姿です」


 エイラが恭しく説明した。


「少年の姿をした神。世界の終わりに現れ、あらゆるものを滅ぼし、そして再生させる御方。私はこの眼で見たのです。黒衣の神の御力を」


「……どんな神様なんだ?」


 アゼルが尋ねた。


 エイラの眼が輝いた。待ってましたとばかりに語り始める。


「黒衣の神は私を救ってくださったのです。私が絶望の淵にあった時、御身を現し、敵を滅ぼし、そして去っていかれた。あの御力、あの慈悲──神以外の何者でありましょうか」


 黒衣の神。少年神。世界を滅ぼし再生させる存在。


 アゼルは黙って聞きながら、何かが引っかかるのを感じていた。喉に小骨が刺さったような感覚。だがそれが何なのかは分からない。


「黒衣の神は世界の終わりに再び現れます」


 エイラは恍惚とした表情で続けた。


「その時、あらゆるものは滅び、そして再生する。私はその日を待ち続けているのです。黒衣の神が再び現れ、この穢れた世界を浄化してくださる日を──」


 世界の終わりとは何だろうか。


 アゼルには心当たりがあった。自分が知っている「前の世界」において、確かに世界は一度終わりかけた。魔王との最終決戦。あの時、世界は滅亡の瀬戸際まで追い詰められ、そして辛うじて救われた。


 しかしこの世界ではまだ魔王は現れていない。


 ということは、エイラの言う「世界の終わり」はまだ先の話であり、その時に「黒衣の神」とやらが何をするかは分からない。


「……そうか」


 アゼルは曖昧に頷いた。


 それ以上の言葉が出てこなかった。


 ◆◆◆


 小屋を出ると、空は既に傾きかけていた。


 北の森の薄暗さの中で、わずかに差し込む陽光が赤みを帯び始めている。夕暮れが近い。このまま森に留まれば夜になってしまう。


「帰るか」


 アゼルがぽつりと呟いた。


「え?」


 リゼットが振り向いた。


「不死王は死んだ。エイラにも会った。俺がここに来た目的は一応達成された」


 不死王打倒はあのよくわからないエイラが既に達成してしまっていた。自分は完全に蚊帳の外であった。


「でも、よく分からないことばかりだったな」


 アゼルは空を見上げた。


 黒衣の神。少年神。世界を滅ぼし再生させる存在。


 何かが引っかかる。


 だが今のアゼルには、その正体を突き止める気力がなかった。


「なんだか、凄く疲れた」


 アゼルは心の底からそう言った。


 疲れていた。


 肉体的な疲労ではない。精神的な疲労である。不死王を斃すために遥々大森林までやって来て、着いてみれば不死王は既に死んでおり、斃したのは謎の「黒衣の神」であり、その神の事はよくわからない。


 なにやら自分が酷く無意味な事をしている気がしてしまって、さすがのアゼルもちょっと疲れてしまっていた。


「帝国に帰ろう」


 アゼルは歩き出した。


 リゼットが慌てて追いかけてくる。


「あの、アゼルさん」


「ん?」


「私も……一緒に行っていいですか?」


 アゼルは足を止めた。


 振り返ると、リゼットが不安そうな表情でこちらを見ていた。


「帝国を見てみたいんです。薬草の勉強をしたいですし、それに……」


 リゼットは少し言い淀んだ。


「もう少しアゼルさんと仲良くなりたくって──」


 そんな告白めいた言葉にアゼルは──


「いいよ」


 と、至極あっさりと答えた。


 リゼットの顔がぱっと明るくなつ。


「ありがとうございます!」


 アゼルは再び歩き出した。


 背後からリゼットの軽い足音がついてくる。その足音を聞きながら、アゼルはぼんやりと考えていた。


 帝国に帰ったら何をしようか。


 とりあえず腹一杯飯を食いたい。


 それから風呂に入りたい。


 それから──。


 それから先のことは、帰ってから考えればいい。


 アゼルはそう結論づけて、足を速めた。

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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
エイラ哀れ そこで祈ってても神様は二度と降臨しないわけだが どこでまた交わるのかなぁ
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