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第5撃 「死がもたらしたモノ」 ーPluie qu'il verse lequel commence la course
仕方なく俺は、バイクを飛ばして刹那の本部へと飛ばした。刹那への道中、空からは大粒の雨が降り出した。暴雨が正しい表現だろうか?
普段は被らないヘルメット越しに、雨の飛沫がぶつかる感覚が鮮明に感じる。月下から刹那までは、約20分程度の道のりだ。
狭い視界の景色の端では、走馬灯のように儚く流れていく。感覚的には遠かった。だが、ソレは案外近かった。刹那本部は目の前にある。
見た目は廃墟のようで不気味。建物全体から溢れ出す黒いオーラが見えそうだ。まぁ、見えたとして何ら不思議ではないが。内装は割りと綺麗なんだが、ソレが外装の不気味さを倍増させている。




