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第4撃 「戦いの意味」 ーSignification à combattre
この戦いに、何の意味があったのか?
そんな無駄な事を考える。俺の脳は、頭に浮かぶ様々な言葉で真っ黒になっていた。
どこまでも黒い空は、俺の思考を飲み込むように凌駕している。誰の思想もそこには存在しない、強大で空漠な闇がそこにある。
誰にどうしようもない空を、ムーンライトの科学者は作ってしまった。本来ならありえない、その通りなんだろう。だが、現実。変わらない空を見上げて、ただただ空想している。
コレに何の間違いもない事だけを、体で理解している。
戦いに意味はない。俺が殺すのは、依頼人が要請したからだ。そこ感情の入りうる余地はない。
俺は煙草に火をつけて、煙を吐き出す。あの男とは、もう2度と会う事もないんだろう……。




