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第4撃 「戦いの意味」 ーNe peut pas le comprendre peut-être


満月の輝きが、街の一角を立体的にする。ベンチに腰掛けて、俺は天を仰いだ。煙草で空を汚すと、少しだけ世界が歪んで見えた。


白猫は何処かに消えた。何か用でもあったんだろう。別にどうでも良いが……。


男は満足気に笑っていた。垢に塗れた歯を覗かせて、高らかな笑いだった。俺には、到底理解出来なかった。


何が可笑しい? 何が楽しい? 俺達に殺されたあの男の存在が憎かったのは、誰でもない二河自身の筈だ。その恨みを、俺達を通してターゲットにブツけただけ。

そんな結果に何を満足している? 何度考えてみても、やっぱり理解出来ない。

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