17.5話
拙書『アンジェ先生転勤します』が1/13に5,000PV達成しました。
読切の記念SSがひっそりと公開されてますので、気が向いたら読んで頂ければ幸いです。
エド姉ちゃん出奔します ~姉妹の秘密~
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ルコト先生に呼び出された私達は、机に置かれた薬瓶に目を奪われてます。
「これ、おっぱいが大きくなる薬……ですよね」
と、ジェイリーさんが言います。
「えぇそうよ?」
笑顔で応えるルコト先生の言葉に、皆が生唾を飲み込みます。
「どれぐらい効果があるんですか?」
ジョルジェさんが問います。
「ただ飲んでも効果はないかもね。でも剣闘術で身体をいじめて鍛えたら効果があると思うわ?」
ルコト先生は、ただ飲んでも駄目だと言います。
「一回でどれぐらい飲めば良いんですか?」
マリちゃんが聞きます。
「大さじ一杯ぐらいをミルクに溶いて飲むといいわよ」
ルコト先生は飲む仕草をします。
「いくらですか! 持ってる分全部買い上げますから!」
ルーチェ先生が食い入るよう言い出しました、オトナはずるいですよね。
「若い子にも分け与えるのも、年長者としての務めよ」
ルコト先生は笑顔で言うと、ルーチェ先生の肩に手を置きます。
「ルーチェ先生、目が怖いわよ」
「みんなに一瓶ずつあるわ。大量に飲んでも意味はないから気をつけてね」
と、ルコと先生は私達に配ります。
「ねぇラフェルさん、――あなたいる?」
「いえ……」
欲しいかどうかですか……? ――欲しいですよ!
皆から巨乳とかデカチチとか思われてるっぽいですが、母や姉に比べたらちっぽけなんですよ、やっぱり欲しいですよ。でもここで私も欲しいだなんて言ってみてくださいよ、みんなから絶対恨まれます!
で、それでいて母や姉は
『胸なんてねぇ、でかくても肩は凝るし重たいし、スケベな男性諸氏からの目線が嫌なのよ』
と言うんです。
なんとなく言ってる事は判りますが、声たかだかに言ってみたいです。
『胸なんて飾りですよ、エロい人には分からんですよ』
ってね!
「もしこのお薬がなくなったらどうすれば良いんですか!?」
パティちゃんが聞きます。これ、大事な事だと思います!
よく人の口伝てでいい薬が、新聞では良く効く薬の広告が、と色々ありますが手軽に買えなかったら続きませんからね。続かなかったら勿体ないですからね。
「三番街の薬屋に安く置いてもらうよう言っておくわ」
他にも甘藍や鳥胸肉が良いそうです。そして巨乳体操というのを教えてもらいました。
が、皆は薬ばかりに目を奪われてて気付いてません。
――ルコト先生、そんなに胸が大きくないですから――
で、そのルコト先生と話せる機会があり、真意を聞いてみました。
「あの薬の原料、なんですか?」
「きな粉よ」
※きな粉で胸が大きくなるのはプラシーヴォです。が、胸筋を大いに使う剣闘術をしてからきな粉を飲めば、きっと大きくなりますよ、うん。
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