予兆
同盟が結ばれてから、数週間。
ギーファの警戒とは裏腹に、アルヴァには穏やかな時間が流れていました。
何も起きない。
本当に、何も。
少しずつ日常へと戻っていくアルヴァの民たち。
そしてギーファもまた――。
第53話、よろしくお願いします!
エルグラン王国とアルヴァ。
両者の間に。
正式な同盟が結ばれてから。
一週間が経った。
そして。
二週間。
三週間。
――何も起きなかった。
「北側、異常なし」
「そうか」
「配置されてる騎士も昨日と同じだ」
ギーファが頷く。
「交代は?」
「予定通り」
「人数」
「変わってねぇ」
「……分かった」
男が。
ギーファを見る。
「南は?」
「そっちも問題ねぇ」
別の男が答える。
「昨日見てきた」
「妙な動きもなし」
「……」
ギーファは黙っていた。
同盟締結後。
約束通り。
エルグランの騎士たちは。
アルヴァ領の周囲へ配置された。
北。
南。
東。
西。
三百名。
アルヴァ領への侵攻を防ぐため。
選抜された騎士たち。
最初。
村人たちは警戒した。
当然だった。
今まで。
他国の兵士が自分たちの土地の近くにいれば。
それは。
敵襲と同じ意味だった。
だが。
一日。
二日。
一週間。
何も起こらない。
エルグランの騎士たちは。
勝手に村へ入ることもない。
許可なく土地を調べることもない。
決められた場所。
決められた人数。
規律正しく。
ただ。
アルヴァを守っていた。
「……なぁ」
男が言う。
ギーファが見る。
「俺たち」
少し言いづらそうに。
「考えすぎだったんじゃねぇか?」
「……」
「いや」
男が慌てて続ける。
「警戒するのが悪いって言ってるわけじゃねぇぞ」
「でも」
エルグラン兵がいる方角を見る。
「本当に何もねぇ」
「むしろ」
別の男が笑う。
「他の国の奴らが全然来なくなった」
実際。
同盟締結以降。
アルヴァへの侵攻は。
一度もなかった。
当然と言えば。
当然だった。
アルヴァ。
ただでさえ。
攻略が難しい土地。
そこに。
エルグランという大国まで加わった。
わざわざ。
手を出す国など。
いなくなった。
「ヴァルドの言ってた通りだったのかもな」
男が言う。
ギーファは。
少し黙った。
そして。
「……だったら」
「?」
「それでいい」
男が見る。
「俺の考えすぎだったなら」
ギーファが言う。
「それが一番いい」
「……」
「何も起きなくて」
「俺が馬鹿だったって」
「みんなで笑えばいい」
男が。
少し笑う。
「お前がそこまで言うなら」
「まだ警戒は解かねぇぞ」
「分かってるよ」
「武器の手入れも続けろ」
「はいはい」
「食料も」
「分かったって」
男が歩いていく。
ギーファは。
一人。
その場に残った。
遠く。
エルグランの騎士たち。
何もしていない。
本当に。
何も。
「……」
ギーファは。
しばらく見た後。
村へ戻った。
◇
「……ふぅ」
薪。
地面へ置く。
アルヴァの男が。
腰へ手を当てる。
「どうした?」
「いや」
男が息を吐く。
「なんか今日」
胸。
手を置く。
「息苦しくねぇ?」
「そうか?」
「分かんねぇ」
男が首を傾げる。
「山登ってる時みてぇな」
「歳じゃね?」
「ぶっ飛ばすぞ」
笑い声。
少し離れた場所。
「……っ」
木剣。
振る。
少年。
いつもの動き。
のはずだった。
「違う」
指導していた戦士が言う。
「もっと踏み込め」
「やってる!」
「足出てねぇぞ」
「出してるよ!」
「もう一回」
少年が構える。
踏み込む。
振る。
「……」
戦士が眉を寄せる。
確かに。
いつもより。
鈍い。
「疲れてんのか?」
「疲れてない」
「昨日夜更かしした?」
「してない!」
「じゃあ何だ」
「知らないよ!」
少年が頬を膨らませる。
戦士は。
少し考えた。
だが。
「まあいい」
少年の頭を軽く叩く。
「今日は早めに休め」
「まだやれる!」
「休むのも訓練だ」
「えー」
そんな。
何でもない会話。
村のあちこちで。
同じようなことが。
少しずつ。
起きていた。
息が。
少し重い。
身体が。
少し重い。
いつもより。
疲れるのが早い。
でも。
生活できないほどではない。
誰も。
深く考えなかった。
今日は調子が悪い。
寝不足。
疲れ。
気温。
そんなものだと。
誰もが思った。
ギーファも。
例外ではなかった。
「……」
剣。
振る。
止める。
「……?」
もう一度。
振る。
「……」
いつもと。
ほんの少し。
違う。
踏み込んだ時。
身体が。
思った位置まで届かない。
剣が重いわけではない。
筋肉が痛いわけでもない。
ただ。
身体の奥。
何かが。
足りない。
そんな。
奇妙な感覚。
「……なんだ?」
手を見る。
異常はない。
拳を握る。
開く。
「……」
もう一度。
剣を振った。
やはり。
少しだけ。
鈍い。
「疲れてんのか」
呟く。
最近。
警戒ばかりしていた。
まともに眠れていない日もある。
そのせいだろう。
ギーファは。
そう考えた。
剣を鞘へ戻した。
◇
その夜。
静かな村。
風。
虫の声。
寝台。
ギーファは。
眠っていた。
隣。
セラ。
「――っ!」
身体が跳ねる。
「……っ、は……」
セラが。
勢いよく起き上がった。
呼吸。
荒い。
額。
汗。
「……」
隣。
ギーファの目が開く。
「……どうした」
セラは答えない。
胸へ手を当てる。
「セラ」
「……夢」
「夢?」
「……うん」
ギーファも身体を起こす。
「どんな」
「分からない」
「は?」
「覚えてないの」
セラが。
自分の腕を抱く。
「でも……」
「……」
「すごく」
少し間。
「嫌な夢だった」
ギーファが。
セラを見る。
「夢だろ」
「分かってる」
「なら寝ろ」
「……うん」
セラが横になろうとする。
その時。
ギーファが。
何気なく。
横を見た。
「……」
寝台の隣。
小さな机。
その上。
花瓶。
昼間。
セラが摘んできた花。
数本。
挿してある。
「……?」
ギーファの目が。
止まる。
花瓶。
その側面。
細い。
一本の線。
「……」
手を伸ばす。
指。
触れる。
ひび。
「……なんだ、これ」
セラが振り返る。
「何?」
「これ」
「……?」
セラも見る。
「ひび?」
「ああ」
「前からじゃない?」
「いや」
ギーファが答える。
「なかった」
「覚えてるの?」
「昼に見た」
「……」
セラが。
花瓶を見る。
「偶然でしょ」
「……」
「古いし」
「そうだな」
ギーファは答える。
でも。
目を離さない。
セラの悪夢。
花瓶のひび。
ここ数日の。
身体の違和感。
そして。
アルヴァの周囲に配置された。
エルグランの騎士たち。
何週間。
何も起きなかった。
何も。
――本当に?
「……」
胸の奥。
何かが。
騒いでいる。
理由は。
分からない。
根拠もない。
ただ。
これまで。
何度も。
戦場へ立ってきた。
何度も。
死にかけた。
その度。
感じた。
嫌な感覚。
来る。
何かが。
「……セラ」
「何?」
「村を出ろ」
「……」
セラが。
ギーファを見る。
「何?」
「今夜」
ギーファが言う。
「村を出ろ」
数秒。
沈黙。
そして。
「……ふっ」
セラが笑った。
「何笑ってんだ」
「だって」
「私が悪い夢見て」
花瓶を見る。
「花瓶にひびが入ってたから?」
「ああ」
「馬鹿馬鹿しい」
セラが横になる。
「寝ましょ」
「セラ」
「明日になったら」
「セラ」
「もう」
「村を出ろ」
声。
さっきより。
低い。
セラが。
再び起きる。
「……本気?」
「ああ」
「嫌よ」
「出ろ」
「嫌」
「セラ」
「何も起きてないじゃない」
「……」
「エルグランの騎士だって」
「何週間も何もしてない」
「分かってる」
「じゃあ何で」
「分かんねぇよ」
セラが止まる。
ギーファが。
苛立ったように頭を掻く。
「俺だって」
「何が起きるかなんて分かんねぇ」
「だったら――」
「でも」
ギーファが。
セラを見る。
「嫌なんだよ」
「……何が」
「分かんねぇ」
「だから何それ」
セラが呆れる。
「そんな理由で」
「夜中に村を出ろって?」
「ああ」
「嫌よ」
「出ろ」
「嫌」
「セラ!」
「嫌って言ってるでしょ!」
「一度くらい俺の言うこと聞け!!」
部屋。
静まり返る。
セラが。
目を見開いている。
ギーファも。
言った後。
黙った。
「……」
「……」
しばらく。
何も聞こえない。
やがて。
ギーファが。
目を逸らした。
「……悪い」
セラは答えない。
「でも」
拳。
握る。
「頼む」
「……」
「今夜だけでいい」
ギーファが。
もう一度。
セラを見る。
「ここにいないでくれ」
さっきとは。
違う声。
怒りではない。
懇願。
セラが。
その顔を見る。
「……そこまで?」
「ああ」
「……」
「頼む」
長い。
沈黙。
そして。
セラが。
小さく息を吐いた。
「……分かった」
ギーファの肩から。
僅かに力が抜ける。
「でも」
セラが指を立てる。
「何もなかったら」
「?」
「ちゃんと謝ってよ」
「何で俺が」
「今怒鳴ったでしょ」
「……」
「何?」
「分かったよ」
「絶対よ」
「ああ」
セラが。
寝台から降りる。
「準備する」
「最低限でいい」
「どこまで行けばいい?」
ギーファは。
少し考える。
「東」
「森を抜けた先まで」
「遠くない?」
「だから行け」
「……はいはい」
セラが。
服を手に取る。
ギーファは。
その背中を見る。
胸。
まだ。
騒いでいる。
何かが。
来る。
そんな。
根拠のない確信だけが。
消えなかった。
◇
「本気か?」
家の外。
男が。
ギーファを見る。
ギーファが集めた仲間の一人。
「ああ」
「今から?」
「今から」
「何かあったのか?」
「何も」
「……は?」
「何もねぇ」
男が顔をしかめる。
「じゃあ何で」
「セラを東の森まで連れてけ」
「ギーファ」
「頼む」
男が。
黙る。
そして。
ギーファの顔を見る。
冗談ではない。
それだけは。
分かった。
「……分かった」
「ああ」
「ヴァルドには?」
ギーファが。
一瞬。
止まる。
「……言うな」
「いいのか?」
「ああ」
「他の奴らは」
「誰にも言うな」
男が頷く。
「分かった」
少し離れた場所。
荷物を持ったセラ。
「じゃあ」
セラが言う。
「行ってくる」
「ああ」
「明日には戻るから」
「……」
ギーファは。
答えない。
セラが眉を寄せる。
「何よ」
「いや」
「……」
「気をつけろ」
セラが。
少し笑う。
「あなたもね」
そして。
歩き出す。
男と。
セラ。
二人。
夜。
村を離れていく。
ギーファは。
その背中を。
見えなくなるまで。
ずっと。
見ていた。
◇
翌日。
「よ」
声。
ギーファが振り返る。
「……何だ」
ヴァルド。
「何だって何だよ」
「何しに来た」
「友達んとこ来るのに理由いる?」
「帰れ」
「酷くない?」
ヴァルドが。
勝手に隣へ座る。
ギーファは。
剣を研いでいる。
「……」
「……」
沈黙。
ヴァルドが。
横を見る。
「まだ警戒してんの?」
「ああ」
「何週間経ったと思ってんだよ」
「知らねぇ」
「嘘つけ」
「うるせぇ」
ヴァルドが笑う。
「結局」
空を見る。
「何も起きなかったな」
「まだ分かんねぇ」
「まだ言ってんのかよ」
「まだ生きてんだからまだだろ」
「じゃあ死ぬまで警戒すんの?」
「そうなるな」
「めんどくさ」
「帰れ」
「やだ」
ギーファが。
僅かに笑う。
ヴァルドも。
笑っている。
胸倉を掴んだ。
怒鳴った。
本気で。
ぶつかった。
それでも。
こうして。
隣に座れば。
昔と。
何も変わらない。
「そういや」
ヴァルドが。
周囲を見る。
「セラは?」
ギーファの手が。
一瞬。
止まる。
「いねぇ」
「どこ?」
「村の外」
「何で?」
「逃がした」
「……」
ヴァルドが。
ギーファを見る。
「何から?」
「分かんねぇ」
「……は?」
「昨日」
ギーファが剣を研ぎながら言う。
「嫌な夢見たらしい」
「……」
「花瓶にもひび入ってた」
「……」
「だから追い出した」
「……」
ヴァルドは。
しばらく。
何も言わなかった。
そして。
「お前」
「何」
「とうとうそこまでいったの?」
ギーファが睨む。
「どういう意味だ」
「いや」
ヴァルドが笑いを堪える。
「警戒しすぎておかしくなったのかなって」
「殺すぞ」
「だって!」
ヴァルドが笑う。
「嫁が悪夢見たから村から追い出す奴いる!?」
「ここにいる」
「威張るなよ!」
ヴァルドが。
腹を抱えて笑う。
「しかも花瓶って!」
「うるせぇな」
「花瓶にひび!」
「黙れ」
「いや無理だって!」
「帰れ!」
「セラ怒ってたろ?」
「……」
「怒ってたんだ」
「うるせぇ」
「怒鳴った?」
「……」
「お前怒鳴っただろ」
「黙れ」
「最悪だな!」
「ぶっ飛ばすぞ!」
ヴァルドが。
笑う。
ギーファも。
呆れながら。
少し。
笑った。
久しぶりだった。
こんなふうに。
二人で。
くだらない話をするのは。
「帰ってきたら」
ヴァルドが言う。
「ちゃんと謝れよ」
「何で俺が」
「怒鳴ったから」
「……」
「あと」
「?」
「悪夢で村から追い出してごめんなさいって」
「絶対言わねぇ」
「言えよ」
「嫌だ」
「ガキか」
「うるせぇ」
「……」
ヴァルドが。
笑う。
「まあ」
「?」
「何もなかったら」
ギーファを見る。
「俺も一緒に謝ってやるよ」
「何でお前が」
「友達だから?」
「いらねぇ」
「酷いなぁ」
二人。
笑った。
その時。
――鐘。
「……?」
ヴァルドが。
顔を上げる。
もう一度。
鐘。
激しく。
何度も。
何度も。
村中へ。
響く。
ギーファの表情が。
変わった。
「……この鐘」
ヴァルドも。
立ち上がる。
遠く。
声。
「――敵襲!!」
一瞬。
二人の目が合う。
「行くぞ!」
「ああ!」
ギーファが。
剣を取る。
ヴァルドも。
走り出す。
村。
中心。
戦士たちが。
武器を持って走っている。
「どっちだ!」
「西!」
「いや北からも来てる!」
「何!?」
ギーファが。
走る。
その時。
「……っ」
呼吸。
一つ。
乱れた。
「……?」
胸。
妙に。
苦しい。
走っているだけ。
いつもなら。
何ともない。
なのに。
息が。
浅い。
まるで。
高い山。
空気の薄い場所。
そこで。
全力で走っているような。
「……ギーファ」
横。
ヴァルド。
「お前も?」
「……ああ」
ヴァルドも。
呼吸が乱れている。
「なんだこれ」
「知らねぇ」
「昨日からちょっと――」
「今はいい!」
走る。
西。
村の端。
戦闘。
既に。
始まっていた。
「うおおおおっ!!」
アルヴァの戦士。
敵兵へ。
剣。
振る。
ガンッ!!
「……っ!?」
弾けない。
いつもなら。
武器ごと。
押し返せる。
だが。
押し負ける。
「なんだ……!?」
別。
アルヴァの男。
踏み込む。
遅い。
敵兵の剣。
避けきれない。
「ぐっ!」
「おい!」
ギーファが。
飛び込む。
剣。
敵。
受ける。
「……!」
重い。
違う。
敵が強い?
いや。
違う。
自分が。
弱い。
「……なんだ」
敵を蹴る。
吹き飛ぶ。
だが。
いつもほど。
飛ばない。
ギーファが。
自分の足を見る。
「……」
ヴァルドも。
戦っている。
明らかに。
動きが鈍い。
周囲。
一人。
二人。
三人。
全員。
同じ。
「ギーファ!」
仲間。
警戒を頼んだ男。
走ってくる。
「おかしい!」
「分かってる!」
「違う!」
男が叫ぶ。
「敵だ!」
「何?」
「敵が!」
男が。
後ろを指す。
ギーファが見る。
そして。
止まった。
「……」
見覚えのある。
鎧。
見覚えのある。
紋章。
何週間。
毎日。
見ていた。
アルヴァを。
守るため。
配置された。
騎士たち。
エルグラン。
「……は?」
ヴァルドの声。
騎士。
一人。
二人。
十人。
数十人。
こちらへ。
武器を向けている。
「待て!」
ヴァルドが叫ぶ。
「何してる!」
返事はない。
「俺たちは!」
ヴァルドが。
一歩。
前へ。
「同盟を結んだはずだ!!」
騎士たち。
動く。
剣。
構える。
ヴァルドの表情から。
少しずつ。
色が消えていく。
「……嘘だろ」
声。
震える。
ギーファは。
何も言わない。
「ギーファ!!」
別の声。
東から。
仲間。
「東にもいる!」
「何!?」
「南もだ!」
遠く。
叫び。
「北からも来てるぞ!!」
ヴァルドが。
ゆっくり。
周囲を見る。
北。
南。
東。
西。
全て。
エルグラン。
数週間前。
ギーファが。
言った。
――守られるんじゃない。
――囲まれるんだよ。
ヴァルドの目が。
ギーファへ向く。
「……ギーファ」
ギーファは。
答えない。
剣。
握る。
息が。
重い。
身体も。
重い。
何かを。
された。
いつから。
何を。
そんなことは。
今はどうでもいい。
目の前。
エルグランの騎士。
アルヴァへ。
剣を向けている。
ギーファが。
息を吐く。
「……そういうことかよ」
剣を。
構える。
そして。
叫んだ。
「全員!!」
アルヴァの戦士たちが。
ギーファを見る。
「武器を取れ!!」
一拍。
「敵襲だ!!」
「守られるんじゃない。囲まれるんだ」
かつてギーファが抱いた懸念は、最悪の形で現実となりました。
何週間も続いた平穏。
少しずつ感じ始めていた身体の違和感。
セラの悪夢と、ひび割れた花瓶。
そして、アルヴァへと向けられたエルグランの剣。
ギーファが感じ取った嫌な予感は、セラを村の外へ逃がすという一つの選択へ繋がりました。
ここから、アルヴァにとって最も長い一日が始まります。
次回もよろしくお願いします!




