解説 諜報機関
国家特務情報庁(National Special Intelligence Agency:NSIA)
通称:特情庁
国家情報局としての正式設立は2026年7月でありその後、2028年〜2035年の第1次〜第3次再軍備計画と並行して、大規模かつ史上最大級の組織改革を実施した。
背景は13年前の台湾侵攻で『他国に命運を委ねた』屈辱を二度と繰り返さないため、憲法改正と再軍備の両輪として国家情報機能の抜本的強化が決定された。
中市早苗美総理(当時)は「自衛隊が刀なら、国家情報局は目であり、耳であり、影である」と明言し、財務省改革と並んで最優先課題に位置づけた。
組織規模(2040年時点)
職員数:約13000名(うち現役特殊工作員約2,600名)
予算:年間約1.8兆円(国防費とは別枠の特別会計)
本部:東京都港区
国内拠点:全国12カ所(地下施設含む)
海外拠点:42カ国(公式外交官身分を兼ねる「合法カバー」拠点が主力)
主な任務(3本柱)
ヒュミント(人的諜報)の抜本強化
特殊工作員(通称「影ノ者」)を大幅増員。
中国・北朝鮮・ロシアを最優先対象とし、潜入工作・工作員育成・現地協力者ネットワーク構築を専門とする。
特に『二重生活工作員』(現地で普通の会社員・研究者として生活しながら情報収集)を重視。
選抜徴兵制とは別に、極秘の『影ノ者選抜試験』を毎年実施(合格率0.8%程度)。
シギント(信号諜報)・サイバー戦の拡大
専門部局として「電子情報センター」を新設(約4,200名)。
人工衛星・地上局・潜水艦搭載型受信装置を大幅増強。
中国軍の指揮通信・ミサイル管制・サイバー攻撃のリアルタイム傍受を可能に。
サイバー攻撃部隊『零号部隊』(約800名)を保有し、敵の指揮系統を無力化する『サイバー先制攻撃』能力を有する。
特殊作戦・破壊工作
必要に応じて『影ノ者』が直接行動(暗殺・破壊工作・情報操作)。
ただし『日本政府は一切関与しない』という公式スタンスを徹底(非公認作戦)。
特徴的な組織文化
『影ノ者』の掟:任務中は本名も国籍も捨てる。家族にも存在を明かさない『幽霊職員制度』である。
AI支援:『Shadow』AIが、全工作員の行動をリアルタイムで支援・分析。
太陽発電衛星連携:特殊工作員の通信機器・小型無人機・隠しカメラなどに、太陽発電衛星からの送電を活用。電力切れの心配がほぼない。
民間との融合:大手商社・IT企業・大学に『カバー企業』を多数保有し、合法的な身分で海外活動可能。
小説内での位置づけ
国家特務情報庁は『極東の守護神』のもう一つの顔。
表舞台で戦う日本軍と、影で支える国家特務情報庁の二本柱が、新生日本軍の真の強さである。




