解説 陸軍兵備紹介
35式戦車
全長9.8メートル
全幅4.1メートル
全高2.6メートル
速度80キロ
航続距離理論上無限
乗員3名
武装
55口径155ミリリニアカノン1門
20ミリレーザーガトリングガン1門
対空・対ミサイル用短距離ミサイルポッド8基
2035年に正式採用された新生日本軍陸軍の主力戦車である。『リニアカノン(電磁加速改良型レールガン)主砲』『全固体電池への太陽発電衛星からの送電』という二つの特徴により、従来戦車の常識を完全に覆した次世代戦車となった。
従来の『燃料を気にしながら戦う』時代から、『電力さえあれば無限に戦える』時代への転換を象徴する戦車である。
乗員は自動装填装置搭載の3名で車長・砲手・操縦士であるが、AI副操縦システムを装備しており偵察衛星からのリアルタイムデータリンクで操縦支援がされている。
なんと言っても航続距離が事実上無限になったのは、従来戦車との大きな違いだった。全固体電池と太陽発電衛星からの送電という、新世代の組み合わせが成し遂げた快挙だった。
主砲は海軍と完全共有のリニアカノンを搭載しており、最大射程は精密誘導弾で420キロを誇る。発射速度は毎分12発の連続砲撃が可能で、初速はマッハ7.2である。全固体電池と太陽発電衛星からの送電により、リニアカノンは電力消費を一切気にせず連射可能だった。対戦車・対艦・対地・対空(弾道ミサイル迎撃)すべてに対応可能である。
最大の特徴である動力源は全固体電池(容量320MWh)であり太陽発電衛星送電システムを備える。
太陽発電衛星からのマイクロ波送電により、戦闘中でもリアルタイム充電が可能だった。これによりリニアカノンとレーザーガトリングガンの『電力消費』を完全に無視でき、電池切れの心配がなく事実上『無限航続・無限射撃』能力を獲得している。
推進方式は電動モーターと油圧ハイブリッド駆動であり、静粛性が極めて高い。防御・生存システムも特徴的であり、装甲は次世代複合装甲と電気反応装甲(ERA)に加えプラズマシールド発生装置を装備。前面装甲は従来戦車の約3倍の防御力を誇る。
アクティブ防御は『鉄壁システム』と名付けられ、20ミリレーザーガトリングガンは360度全方位に車内から統合AI戦闘システム『ZEN-Land』のリアルタイムデータリンクで遠隔操作し、対空・対ミサイル用短距離ミサイルポッドからも高速迎撃ミサイルを発射可能で、無人機の桜影もスウォーム連携が可能だった。これにより敵ミサイル・ドローンを99.9パーセント迎撃可能だった。
ステルス性はラム吸収材と傾斜外装に赤外線抑制装置を備え、レーダーと赤外線双方に極めて探知されにくいものになっていた。
電子戦・AIシステムは、統合AI戦闘システム『ZEN-Land』を搭載、ステルス戦闘攻撃機烈風のZENシステムと完全互換であり、地上戦支援型を搭載している。
無人機連携もあり桜影小型スウォーム無人機を最大12機同時指揮可能。戦車が発見した目標を桜影が即座に体当たり攻撃か、迎撃を行う。砲塔は完全無人化され、乗員は車体下部の重要装甲カプセルに配置され生存性は大幅に向上した。自己修復機能も搭載し、損傷部を特殊ナノマテリアルで自動修復可能で軽微な損傷なら戦闘続行可能だった。
モジュール式設計で損傷した部位を迅速に交換可能。後方整備部隊との連携で高い稼働率を維持している。




