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人生100年時代だっていっただろうが! 〜母という異世界生物観察記録〜  作者: 目立拓奶


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第72話 で、目的は?

包装紙とリボンを選ぶのも忘れ、店員さんを虜にするというおもちゃを見せてもらおうとした、そのとき。


私のスマートフォンが鳴った。


ふと我に返る。


発信元は、母だった。


「すみません」と店員さんに断りを入れつつ、電話に出る。


「もしもし?」


「もしもし? あんた、何やってんの?」


何やってんの?


あなたのおもちゃを買っている……とは言えない。


「シャンパン買うのに、時間がかかりすぎない?」


「あー、うん。そう。でも、本当に買うの?」


「飲むわよ。早く買ってきなさいよ」


「あー、あのさ、ほかに欲しいものとか……」


「ほかに欲しいもの? 今は考えられないわね」


そう言うと、母はブツッと電話を切ってしまった。

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