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人生100年時代だっていっただろうが! 〜母という異世界生物観察記録〜  作者: 目立拓奶


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第50話 キャネボウで眉毛のアップデートをする?しない?

数分後。


私たちはキャネボウのカウンターの前に立っていた。


そこまではよかった。


問題は、その先だった。


カウンターのお姉さんが、とんでもなく綺麗だったのである。


肌は発光しているし、まつ毛は完璧だし、髪の毛までツヤツヤしている。


同じ人類とは思えない。


私は一瞬で緊張した。


母も黙っている。


さっきまでピンクのベレー帽で盛り上がっていた人とは思えないほど大人しい。


まるで敵地に乗り込んだ武士のような顔をしていた。


すると、お姉さんが微笑みながら声をかけてきた。


「本日はどのような商品をお探しですか?」


母は固まった。


私も固まった。


数秒の沈黙の後、母が口を開く。


「眉毛を……選んでください。」


私は眉毛が並んでいる売り場を想像して目を瞑った。なんだその状況。

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