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静かな恋愛~朝にしか会えない君と~  作者: アオ


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38/43

#38 クリスマスデート~後半~

皆さん、こんにちは!アオです!

それでは「静かな恋愛~朝にしか会えない君と~ 」をどうぞ!

大野宮さんのリクエストによって俺たちはジェットコースターに並ぶ。

というかさっきからずっと手をつないだままなんだけど……

嬉しいけどめちゃくちゃドキドキするし、カップルも多いし恥ずかしい。

大野宮さんってこんな甘えてくるタイプの人だったんだと思いながらも

恥ずかしさとうれしさの両方で胸が締め付けられていた。


横目でちらっと大野宮さんの顔を見たが寒いのか頬がほんのり赤く

なっているような気がした……きっと寒いんだよな。

でもこんなことされたら淡い期待をしてしまうのも確か。

感情をぐちゃぐちゃにしていると早くもジェットコースターに乗り込む。

大野宮さんはとてもわくわくしている様子でおそらく

ジェットコースターが好きなのだろうと思っていた。

一方、俺はというと苦手なわけでもないからとくに何も心配していない。


発進して少しずつ少しずつ上へと昇って行く。

苦手ではないけどこの状態はちょっと緊張する。

俺が大野宮さんの方を見ると大野宮さんと同じタイミングで顔を合わせる。

すぐさま大野宮さんはいつもの笑顔を見せてくる。

やばい、かわいすぎる……それは反則ですよ……

俺は笑い返すことができず目線をそらしてしまう。


ああ、もう俺のバカ……なんで笑い返せないんだよ!

俺「うわわぁぁぁぁ!?」

ちょうどてっぺんから落ちるタイミングで準備をしていなかったため

思わず俺は叫び声を出す。この遊園地にあるジェットコースター

怖すぎるでしょと思っていると何回転もして悲鳴が止まらない。

一瞬、大野宮さんの方を見たが無邪気な笑顔で楽しんでいる様子だった。

声を出せれないため極度に怖がっているのかと思ったがそんなことなかった。


その後、結構な迫力にへとへとになりながら俺たちはベンチで休憩していた。

ここに来るまで平衡感覚を失っていたためずっとフラフラしていた。

それが面白かったのか口元を抑えながら笑う大野宮さん。

「楽しかったね~、凌君ジェットコースター苦手?」

俺「苦手じゃないですけど、心の準備ができていなくていきなりで」

苦笑いしながら俺は必死に説明する。しかしそんな説明もむなしく

「わかってるよ、見栄はりたいんでしょ」

俺「だから違いますって~」


笑いあいながら俺たちはそんな会話をする。

この会話をする時間もとても楽しい。

「じゃあ次はコーヒーカップに乗りに行こうか!」

またもや大野宮さんのリクエストによって俺たちは

コーヒーカップがあるところへ移動した。


カップに乗り込むと大野宮さんは何やらニヤニヤしながら

カップの中心にある輪のようなものを見ていた。

ん?これってコーヒーカップを回すためのやつだよな……?

少しだけ嫌な予感がしながらコーヒーカップが動き始めると

いきなり大野宮さんが全力で回し始める。


少し身構えてはいたものの、その早さに耐えることができず

またもや俺は"うわぁぁ"と叫んでいた。

それから数分後、またもや平衡感覚を失った俺は

フラフラしながら近くのベンチで休む。

その様子を見ながら大野宮さんは声を出さずに笑っていた。


ダメだ……完全に大野宮さんに遊ばれてしまっている。

「やっぱり凌君と一緒にいると楽しい!

 小腹がすいてきたから何か食べようよ!」

前半の言葉は本気で言っているのかそれともからかっているのか

分からなくまた大野宮さんに感情をぐちゃぐちゃにされていた。


ということで、近くにあった売店で大野宮さんは

アイスクリームを頼む。この寒い時期にアイスクリーム?と質問したら

「おいしいからいつ食べてもおいしんだよ!」

なんてことを言いながら上機嫌だった。

その姿を見ているだけで俺は幸せだ。


注文していたアイスクリームが来ると大野宮さんは

目をキラキラさせながらとてもおいしそうに食べる。

普通に笑っている表情もいいが、このおいしそうに食べている表情もいい。

なんてキモイことを思いながら大野宮さんを無意識に見つめる。

すると大野宮さんはすくったアイスクリームを俺の方に近づける。

……えっ、待ってどういうこと!?

その行動に意味が全然分からない、そうこうしているとどんどん

スプーンが口元に近づいてくる。


もうなるようになれ!そう思って俺はスプーンにかぶりつく。

ん、めちゃくちゃおいしい。確かに大野宮さんがあんだけおいしそうに

食べるだけの味はあるなと思っていると大野宮さんは頬と耳を

真っ赤にしていた……えっ、どういうこと?

俺「おっ、大野宮さん?大丈夫ですか?」

もしかしてさっきのは食べない方がよかったのか……


そんなことを思っていると大野宮さんは落ち着いたのか

何事もなかったかのようにしてアイスクリームを食べ進める。

……ってさっきの完全なか、関節キスだよな。

しかも好きな人とだよな!?えっ、神様ありがとう。

天にいる神様に祈りを捧げながら考える。


でもそんなことをしてよかったのか、もしかしたら

単に俺をからかうためにやったのが失敗しただけではないか。

でもそのためだけにわざわざそんなことをするのか?

読んでいただきありがとうございました!

ブックマークや評価を付けてくださるとうれしいです!

それでは次回お会いしましょう!アオでした~!

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