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散文詩 95 「人材・人財」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「人材・人財」
ある大学教授が、大学は自分のいる場所ではないと感じた時のことを話していた。
人材教育をするという大学の指針に、彼は違和感を持った。
人材とは会社にとって有益な人間のことであり、
大学は会社によい人材を提供するために教育をするのか、と考えたからである。
その疑問を大学の会議で訴えたが、誰にも通じなかったと言っていた。
大学が、会社を動かす、よい歯車を生産する工場ではなく、
学問をする場であってほしいと私も思う。
予備校の先生が、「大学に行って初めて学問ができるんだよ」
と言っていたのを思い出す。
高校までは「お勉強」、大学からは「学ぶ」んだよと。




