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散文詩 115 「凶」
日々、心に残ったことを文字にしてみた
「凶」
浅草寺でおみくじを引いたら凶だった。
生まれて初めて凶を引いた。
「水も波も滞りて・・わろし・・羽を落とすことは飛ぶこと叶わざるなり・・
途方に暮れたるていなり・・願い叶い難し・・病人おぼつかなし・・
待ち人きたらず・・旅立ちあしく・・人をかかへるわろし・・」
滞って、羽ももぎられ途方にくれて願い叶わず、わろし、あし、
と、もう散々なのである。
運勢というものがあるのなら、たしかに今年に入って私の運勢はよろしくない。
浅草寺もなかなかやるのだ。私の現状をずばりと当てられた。
いろいろあっても、毎日美味しい物を食べ、よく寝て、ガハハハッと笑い、
健康なこの現状が凶であるなら、これから吉がやってきたら、
盆と正月が一緒に来たようなとんでもなく素晴らしいことが起きるのではないか
と今からとても楽しみにしている。
浅草寺の仏様に感謝して、それまでは静かにおとなしく暮らそう。




